そのような疑問にお答えします。
ある日、「囲炉裏テーブルの素材は、木材、スチール、ステンレスの3種類あるけど、それぞれの特徴は言える?」と、友人に問いかけられました。
その時は、木材やスチールの特徴はなんとなく答えることができましたが、「ステンレス」は答えることができませんでした。
「囲炉裏テーブル以外にもステンレス素材のキャンプギアがあるのに、答えられなかったのはなぜだろう。」と、自問自答の日々。
悩みつくして出した答えは、「ステンレスについて知らなすぎる。」からです。
ステンレスについて調べてみると、囲炉裏テーブルにステンレスが使われている理由に納得できました。
そこで今回は、囲炉裏テーブルにステンレスが使われている理由を紹介していきます。
この記事にはざっくりいうと
- ステンレスはどの様な素材か
- ステンレスのメリット・デメリット
- ステンレス素材の囲炉裏テーブル
- ステンレス素材のキャンプギア
のことが、書かれています。
ステンレスは、スチールや木材にはない素晴らしい特徴がある反面、取り扱うのに面倒な一面を持ち合わせています。
取り扱うのに面倒な一面とは、どんなことでしょうか。
想像しながら読み進めてみて下さい。
目次
そもそも、ステンレスとは何?
囲炉裏テーブルに使われる金属の素材と言えば、鉄、もしくはステンレスです。
ステンレスは、鉄と何がどのように違うのでしょうか。
ステンレスについて、深堀していきましょう。
ステンレスは、サビにくい金属
ステンレスは、正式名称ステンレス鋼と言い「stainless steel(ステンレス スチール)」と、英語表記されます。
「stainless」は「サビびない」という意味を持っており、「steel」は「鋼」を意味しています。
そのまま訳せば、サビない鋼ですが、この世の中サビない鋼はありません。
正確に言えば、「サビない鋼」ではなく、「サビにくい鋼」なのです。
ステンレス鋼は、組織の違いによりマルテンサイト系、オーステナイト系、フェライト系など5種類に分けることができます。
これ以上深堀すると専門的過ぎて理解が大変ですので、ここではステンレスは5種類あるとだけ覚えておけばオッケーです。
ステンレスと鉄との違いは
ステンレスは規格上、鉄にCr(クロム)を10.5%以上、炭素を1.2%以下混ぜたものです。
こんなことを言われても、金属の専門家でない私たちには、よくわかりません。
カンタンに説明すれば、ステンレスも鉄もどちらも金属の1つですが、見た目と性質がまったく違います。
鉄は、自動車や自転車、電車などに私たちの身近なものに使われている金属で、磁石にくっつくのが特徴です。
鉄は強度があり、しかも、しなやか。
色々な形に加工することが、容易にできます。
しかし、です。
水や空気に触れるとサビてしまい、サビた鉄は赤茶色になってボロボロになります。
ステンレスは、包丁やフライパン、水筒などによく使われる金属で、磁石にくっつきにくいです。
ステンレスはサビにくいという特徴から、キッチンやお風呂場など水回りに多く使用されていますが、鉄より高価で加工はしにくいです。
それは、ステンレスは鉄と違い、色々な金属を混ぜて作られているからです。
ちょっと小難しいお話になってしまいますが、鉄は純粋な金属ではなく、ほんの少し炭素(C)を混ぜたものです。
でも、炭素(C)だけではサビ止め効果がありません。
そこで登場するのが、クロム(Cr)。
鉄にクロム(Cr)を混ぜると、表面に透明な薄い皮膜が生成されサビから守ってくれるのです。
クロム(Cr)だけではなく、ニッケル(Ni)という金属を混ぜる種類のステンレスもあります。
ニッケル(Ni)は、オーステナイトという名前の結晶構造を作り、ステンレスを柔らかくして加工しやすくするのです。
余談になるのですが、「鉄」と「鋼」の違いは、鉄に炭素を入れたものが「鋼」で、キャンプギアに使用されている鉄(スチール)は、正確にいうと鋼なのです。
ステンレスの5つのメリット
ステンレスを使うメリットは、以下の5つ。
- サビに強く耐久力がある
- 汚れが落ちやすい
- ニオイが付きにくい
- デザイン性が良い
- 経年劣化を楽しむことができる
順番に説明していきますね。
サビに強く耐久力がある
先程も少し述べましたが、ステンレスはサビに強く耐久力がある金属です。
耐久力とは
ある材料が外部からの物理的、化学的な影響に対して、どれだけ長く抵抗できるかを示す性能のことです。
カンタンに言えば、長く持ちこたえられる力です。
ステンレスは鉄より約1.5倍耐久力があるため、乱暴に扱っても割れたり壊れたりする心配はありません。
また、火にも強く焚き火ぐらいでは、変形を起こすことはないでしょう。
しかし、万能とも思えるステンレスですが、塩分や塩素が多い環境では、腐食を起こす可能性があります。
海辺のキャンプには、注意が必要ですね。
汚れが落ちやすい
主婦(夫)にとっては、汚れが落ちやすいことは嬉しいメリットです。
食材の油がべったりついていても、家庭用食器洗剤を使えばカンタンに落とすことができます。
でも中には、落ちにくい強力な汚れがついている場合もあります。
その時は、クエン酸+メラミンスポンジで落とす方法がおすすめです。
スプレーボトルにクエン酸(クエン酸がない場合は酢)を水で薄めて、希釈液を作ります。
その希釈液をひどい汚れのところに吹き付け、しばらく待ってください。
最近の流行の曲、1曲くらい歌ったらメラミンスポンジで軽くふきとります。
落とすのに大変だった汚れがウソのように落ち、「ピカピカ」の状態になりますよ。
ニオイが付きにくい
前の章でも述べましたが、ステンレスは鉄にクロムを入れて作った金属です。
添加しているクロムが表面に薄い膜を作り、その薄い膜がニオイをよせつけません。
この薄い皮膜は自己再生機能があり、キズがついても自ら修復し半永久的にニオイをよせつけません。
自己修復機能がついているステンレスは、なんてすごい金属なのでしょう。
そうではないのです。
鉄は、ステンレスみたいに表面に薄い皮膜がありませんし、表面には無数の凸凹があります。
表面の凸凹にニオイの元が吸着し、ニオイを発生させるのです。
ステンレスは、表面に凸凹もなくツルツルしていて、薄い皮膜もあるためニオイがつきにくいのです。
ですが、世の中には絶対ということはありません。
ステンレスを長年使っていると人間の皮膚臭、カンタンに言えばオヤジ臭みたいなニオイを発する場合があります。
その時は、米のとぎ汁で洗ったり、お茶の出がらし、卵の殻で磨いてあげればニオイが消えますよ。
デザイン性が良い
ステンレスは薄い被膜があるため、後から色を塗るということは難しいです。
その代わり、表面処理などを用いて様々な表現をすることができます。
研磨やブラストを行って光沢や質感を変えたり、わざとキズをつけてそのキズのつけ方で表現を楽しんだりもします。
ブラストとは
砂などの粒子を吹き付けて、製品表面を加工する処理方法です。
電気化学的な方法で、カラーをつけることもできます。
カラーの種類は多く、金色や紫、虹みたいなグラデーションもできますが、コストがかかるのと、一品一用になってしまう点からあまり実用的ではありません。
経年変化を楽しめる
銅や真鍮(しんちゅう)などは、長い月日が経つと緑青(ろくしょう)といわれる青緑色に変化していきます。
これは、古美術品や建築物などでは風格や味わいを感じさせてくれるという意味で、評価されています。
このことは、ステンレスにも言えるのです。
長年使いこんだステンレスは虹色の光沢が出てきたり、光沢が失われてきて温かみのある味わいが出てきたりもします。
このような変化を楽しんでいる方も、少なくはありません。
ステンレスのデメリットも5つ
ステンレスのメリットは、理解できたと思います。
次にステンレスのデメリットを見ていきましょう。
ステンレスのデメリットは、以下の5つです。
- 表面にキズがつきやすい
- もらい錆がある
- 光沢が失われる
- 寂しい雰囲気
- 他の素材に比べ高額
これも順番に見ていきましょう。
表面にキズがつきやすい
ステンレスは、金属の中でも比較的硬い種類の金属です。
野外で使う囲炉裏テーブルの場合、小石や砂利が舞ってきます。
小石や砂利が囲炉裏テーブルについたまま食器などを置き、こすったりするとカンタンにキズがついてしまいます。
スマフォの画面にカギやコインなどが当たってキズがつく。
これと同じ現象が、囲炉裏テーブルの上で起きているわけです。
硬いというメリットが、逆にデメリットになってしまいました。
キズができてしまうことは、嫌なこととして捉(とら)えがち。
ですが、考え方を変えると愛着のある味わいとして楽しむこともできるのです。
どんな素晴らしい素材でも、表面に傷ができてしまうことは避けられません。
「キズも味わい」とポジティブに捉えて、使用していきましょう。
もらいサビがある
先程ステンレスは、サビにくい金属だと説明しました。
しかし、サビている金属に接していると、サビはステンレスの方へ移ってきます。
例えば、台所のシンクにアルミ缶を置いていたとしましょう。
お片付けをするのを忘れていて、数日放置していました。
放置していたことに気づき、アルミ缶を持ち上げ、アルミ缶の底をみるとサビを発見。
ふとシンクに目を移すと、アルミ缶の底と同じ形のサビがシンクについています。
このことを「もらいサビ」と言います。
もらいサビが発生しても、慌てる必要はありません。
クエン酸とクレンザーがあればカンタンに落とせます。
やり方は、
- 水にクエン酸を溶かし、クエン酸水を作る
- いらない布にクエン酸水を浸したら、もらいサビの上に30分ほど放置
- 30分経ったら水で洗い流し、クレンザーで磨く
(クレンザーで磨くときは、ラップやアルミホイルを丸めたものでこすると効果的です。)
もらいサビはカンタンに落とすことができますが、もらいサビをもらわないようにすることが大切です。
光沢が失われる
ステンレスも金属なため、年月が経つと汚れてきますし、キズもつきます。
「ピカピカ」輝いていた光沢も、失われてしまいます。
使っていれば避けることができないことですが、できれば長く光沢を持たせたいものです。
光沢を失わない方法はありませんが、光沢を取り戻せる方法ならあります。
それは、磨くこと。
目の粗い紙ヤスリ、♯1200から♯1500、♯20000、最後はコンパウンドといったように、粒度を順番に細かくして磨いて下さい。
磨けば磨くほど、光沢は戻ってきます。
ですが、非常に手間がかかる作業です。
根気とやる気が満ち溢(あふ)れている人は、挑戦してみて下さい。
そうではない人は、光沢がないステンレスを経年変化として楽しんで下さい。
寂しい雰囲気
ステンレスは金属そのままのカラー、つまりシルバーです。
質感も固く、冷たい感じがします。
そのため、その場を無機質で寂しい雰囲気にしてしまいがちです。
ステンレス素材のモノを使用する場合は、他の素材のモノと組み合わせや色彩の工夫が必要となります。
例えば、囲炉裏テーブルはステンレス製にして食器は木材のモノを使用するとか、イスはカラフルなモノにするなど。
サブテーブルとして、カラフルな焚き火テーブルをチョイスするのも良いですね。
ちょっとした工夫が、キャンプを何倍にも楽しませてくれます。
他の素材に比べ高額
クロムやニッケルといった金属を混ぜている分だけ、ステンレスは高額になります。
ステンレスはリサイクルできる金属ですが、リサイクルするにも高度の技術や設備がいるため、リサイクル費も高くなります。
他にはウクライナ侵攻による影響も大きいです。
世界で最もニッケルを産出している国はロシアで、その割合は約19%。
世界で最もニッケルを産出している国から、ニッケルが産出されなくなったら。
答えはカンタンに想像できますね。
ステンレスは、耐久性に優れた金属です。
一度ゲットすれば、何年、何十年と長く使用することができます。
初期投資は高額になりますが、長く使えますのでトータル的に見れば高くない買い物だと言えるでしょう。
ステンレス素材の囲炉裏テーブルたち
ステンレスのことは、だいたい理解できたと思います。
今度は、ステンレスを使った囲炉裏テーブルを見ていきましょう。
ステンレスは火に強い素材なので、囲炉裏テーブルにとって優れている素材です。
ですが、個人的にはステンレスは冷たい感じがするので、木製の方が好みです。
焚火用ステンレステーブル/Hilander(ハイランダー)
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Hilanderの焚き火用ステンレステーブルは、天面に穴が開いていないタイプの囲炉裏テーブルになります。
穴が開いていないフラットなテーブルですので、汚れた時や食べ物をこぼした時などは、さっと拭けて衛生的です。
いつもキレイなテーブルだと気持ちがよく、清々(すがすが)しいですね。
天面にはシボ加工が施されていて、キズがついても目立たなくしています。
シボ加工とは
革製品でよく使われる仕法で、表面にちりめん状に細かく寄った不規則なシワ模様のことです。
梨の表面みたいに「ザラザラ」しています。
でも、難点が1つあります。
焚火用ステンレステーブルを組み立てるのに、力がいることです。
女性の力では、少し大変かもしれません。
でも、そこがいい点でもあるのです。
女性の方は男性の方に気兼ねなく設営を頼めますし、男性の方は女性へのアピールの場になります。
すなわち、女性の方はかよわい女性らしさを、男性の方はたくましい男性らしさを異性にアピールできるのです。
頼む時の言葉遣いには、気を付けて下さいね。
言葉1つでアピール度が半減してしまいますから。
SPEC
サイズ
使用時:幅84㎝×奥行84㎝×高さ30㎝
収納時:幅87㎝×奥行20㎝×高さ7㎝
重量:7.7㎏
耐荷重:20㎏
焚火用ステンレステーブルを組み立てている動画です。
いくらキズが目立たないと言っても、野外でこの組み立て方をするとキズがつきそうなので、下に何か引いた方がよさそうです。
出典:YouTube
ファイヤープレイステーブル/コールマン
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Hilandeの焚火用ステンレステーブルと違い、コールマンのファイヤープレイステーブルの天面には無数の穴があいています。
天面に穴が開いている理由は、軽量化のためです。
ステンレスのメリットの1つ、耐久力があるからできる技なのです。
ですが、それ以外にファイヤープレイステーブルには、これぞといった特徴がありません。
大きさも、組み立て方も、いたって平均的。
これぞという特徴がないので誰でも扱え、「囲炉裏テーブル選びに失敗した。」といったことが起きないのです。
囲炉裏テーブルとしての使い方が飽きてきたら、焚き火ラックとして使用しましょう。
2段重ねて焚き火ラックとして、残りの2つは向かい合わせて焚き火テーブルとしての使い方もありますよ。
SPEC
サイズ
使用時:幅100㎝×奥行100㎝×高さ27㎝
収納時:幅100㎝×奥行17㎝×高さ11㎝
重量:6㎏
耐荷重:30㎏
ファイヤープレイステーブルを組み立てている動画です。
組み立てた後のBBQの方が美味しそうで、組み立て方の説明が頭から消えてしまいました。
出典:YouTube
ジカロテーブル/スノーピーク
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ステンレス製の囲炉裏テーブルの王道と言えば、スノーピークのジカロテーブル以外考えられません。
ジカロテーブルは、四角の囲炉裏テーブルではなく八角形の囲炉裏テーブルです。
この八角形の形が、アレンジ度をグーンと上げてくれるのです。
焚き火台を囲む、囲炉裏テーブルスタイル。
焚き火台の代わりに、ワンポールテントの支柱も囲むのもいいでしょう。
囲むほかに卍型やヘビみたいにくねくね曲がったテーブルも作ることができます。
オプションパーツを使えば、さらにアレンジ度は増します。
すなわち、他のキャンパーと一味も二味も違うキャンプをしたい人におススメな囲炉裏テーブルなのです。
他のキャンパーと違うキャンプをすることができますので、「優越感」にどっぷりつかることができますよ。
でも、アレンジはほどほどにしてくださいね。
アレンジしすぎると、「イタイキャンパー」になってしまいますので。
SPEC
サイズ
使用時:幅112㎝×奥行112㎝×高さ40㎝
収納時:幅74.5㎝×奥行17㎝×高さ10㎝
重量:10.5㎏
耐荷重:20㎏
ジカロテーブルを使用している動画です。
アレンジして使用しているので、アレンジの仕方を学ぶことができます。
出典:YouTube
「まだまだあるぞ!」ステンレス素材のキャンプギア
ステンレス素材のキャンプギアは、囲炉裏テーブルだけではありません。
焚き火台やケトル、クーラーボックスさえ、ステンレス製のモノがあります。
この際、身の回りのキャンプギアは、全てステンレス素材のモノで揃(そろ)えてみましょう。
統一感が出ていいかもしれませんね。
キャンプケトル/ユニフレーム
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数々の定番商品をこの世に生み出したユニフレーム。
そのユニフレームのキャンプケトルは、キャンプならではの特徴を備えています。
湯を焚き火で沸かしている時、注ぎ口から灰が入らないように蓋(ふた)がついています。
蓋がとれますので水も注ぎやすく、掃除もしやすいです。
ストッパーもついていますので、お湯を注いでも蓋は落ちてきません。
取っ手も握りやすいように、二重取っ手にしてあります。
キャンプのためだけにつくられたユニフレームのキャンプケトルは、熱湯という危険物を安全に扱うことができるケトルなのです。
すなわち、「熱湯をこぼした」などのトラブルを起こす可能性が低くなるのです。
SPEC
サイズ:直径13㎝×高さ22㎝
重量:600g
容量:1.6L
キャンプケトルをトライポットに吊るして、お湯を沸かしている動画です。
コーヒーにお湯を注いでいますが、細く注げるところがキャンプケトルの凄いところです。
出典:YouTube
ヘキサステンレスファイアグリル/キャプテンスタッグ
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ヘキサステンレスファイアグリルは、どの囲炉裏テーブルでも囲みやすいように六角形の形をした焚き火台です。
組み立て方もシンプルで、
- 本体を広げる
- スタンドも広げる
- 広げたスタンドに本体をかぶせる
の3ステップだけ。
誰でもカンタンに組み立てられます。
付属品として、底板、灰を受ける目皿、バーベキュー網がついています。
後から何も付け足さなくてもいいですし、設置するのに難しい作業は一切ありません。
つまり、火起こしだけに集中できます。
着火剤を使用した方が良いのか、フェザーステックを作って火起こしをした方が良いのかなど、色々と試して火起こしをすることができるのです。
SPEC
サイズ
使用時:幅41㎝×奥行47.5㎝×高さ30㎝
収納時:幅57㎝×奥行47㎝×高さ7㎝
重量:3.8㎏
ヘキサステンレスファイアグリルを使い、焚き火をしている動画です。
ヘキサステンレスファイアグリルは、ダッチオーブンを吊るさず使えることが、この動画から知りました。
出典:YouTube
テーブルウェアーセット L/スノーピーク
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「囲炉裏テーブルで使う食器は、火に強い素材のモノで」。
そう考えている人に、おススメの食器があります。
それは、スノーピークのテーブルウェアーセットLです。
セットの内容は、プレートL、デッシュ、ボールL、ボールMの4つからなっており、全て重ねて収納できますので持ち運びがカンタン。
プレートLは、セットの中で一番大きな皿。
キャンプで定番なカレーはもちろん、焼き肉やハンバーグなどを盛り付けるのにちょうどいい大きさになっています。
サラダやフルーツをのせてもいいですね。
デッシュは一番深いお皿で、スープやシチュー、うどんなどの汁物を盛り付けるのに適した食器です。
大きさが違うボールは、ご飯をよそったり、サラダを盛り付けたりと地味に役立ちます。
すなわち、テーブルウェアーセットL1つあれば、どんなキャンプ飯も盛り付けることができるということ。
たくさんの食器を持ち歩かなくてもいいので荷物を少なくできますし、囲炉裏テーブルの上が「ごちゃごちゃ」と食器で散らかりません。
汚れもすぐに落ちるのでお片付けがラクになり、主婦(夫)も大助かり。
まさに、三方良しの食器です。
SPEC
サイズ
プレートL:直径212㎜×深さ18㎜
デッシュ:直径209㎜×深さ40㎜
ボールL:直径180㎜×深さ46㎜
ボールM:直径141㎜×深さ53㎜
重量:440g
テーブルウェアーセットLのセット内容を解説している動画です。
この動画で大きさのイメージできますので、どんなキャンプ飯を盛りつけようか考えてしまいます。
出典:YouTube
ステンレスダッチオーブン/SOTO(ソト)
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鋳鉄製(ちゅうてつせい)のダッチオーブンが多い中、SOTOのステンレスダッチオーブンは、ステンレス製です。
ステンレスという素材のメリットを生かしています。
鋳鉄製に比べサビにくいので、一番初めのシーズリングが不要。
使った後のサビないように、脂を塗る必要もありません。
シーズニングとは
サビ付きやすい鉄製の鍋などに油をなじませて油膜を作り、焦げ付きから守る方法です。
殺菌力も高い素材なので、料理を鍋に入れたまま一晩保管でき、次の日に温め直して食べることができるのが嬉しいポイント。
ステンレスダッチオーブンの一番の特徴は、IHでも使えるということでしょう。
つまり、自宅で下ごしらえをし、キャンプ場で温めるだけでキャンプ飯が食べれるということです。
キャンプ場で下ごしらえをすることがなくなりましたので、他のことに時間を使うことができます。
すなわち、ファミリーでキャンプに来た時はコミュニケーションの時間を、1人できた時には考えごとをする時間を作れるということです。
時間は無限にあるわけではありませんので、有意義に使えるのはとてもいいことですね。
しかし、鉄を育てるという楽しみがありませんので、ベテランのキャンパーには物足りないキャンプギアかもしれません。
SPEC
サイズ:幅35㎝×奥行28㎝×高さ16㎝
重量:5.2㎏
ステンレスダッチオーブンを使ってパンを焼いている動画です。
キャンプでパンを焼くなんて、なんてオシャレなのでしょう。
出典:YouTube
メタルクーラーステンレスボックス/テントファクトリー
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見た目は、昭和のガス炊飯器。
中身は、クーラーボックス。
その正体は、テントファクトリーのメタルクーラーステンレスボックスです。
メタルクーラーステンレスボックスは、本体がステンレス製ですので、保温性や耐久性が他のクーラーボックスに比べ高いです。
サイズは容量29LのMと、容量51LのLの2タイプ。
Mタイプは、1〜2泊・デイキャンプに最適なサイズ。
350ml缶が46本収納可能です。
Lタイプは、2〜3泊向けのキャンプに適し、350ml缶がおおよそ80本入る大きさです。
頑丈な本体、大容量の収納。
まるで、簡易的な冷蔵庫です。
すなわち、傷みやすい食材もキャンプに持っていけます。
好きな食材をスーパーで購入し、そのままメタルクーラーステンレスボックスにIN.。
キャンプ場で慌てることなく、自分の好きなタイミングで食材を取り出し、調理ができます。
炎天下の中、メタルクーラーステンレスボックスから取り出して食べるアイスクリームは格別ですよ。
SPEC
サイズ
Mサイズ:横幅47㎝×奥行31㎝×高さ33㎝
Lサイズ:横幅60㎝×奥行40㎝×高さ41.5㎝
重量
Mサイズ:約6㎏
Lサイズ:約7.8㎏
メタルクーラーステンレスボックスと、布製のクーラーボックスの保冷力の違いを検証した動画です。
こんなに差が出るとは、驚きです。
出典:YouTube
【囲炉裏テーブルの素材はこれだ!】ステンレスが選ばれる理由とは?:まとめ
まとめとしまして
- そもそも、ステンレスとは何?
- ステンレスの5つのメリット
- ステンレスのデメリットも5つ
- ステンレス素材の囲炉裏テーブルたち
- 「まだまだあるぞ!」ステンレス素材のキャンプギア
を、紹介してきました。
ステンレスは、耐久性やサビにくさを活(い)かして、様々なキャンプギアに使用されていることが分かりました。
ステンレス素材のアイテムで、身の回りのキャンプギアを一式揃(そろ)えてみるのもいいかもしれません。
その時は、テントやイスはカラフルなモノをチョイスして、色彩を調整してくださいね。