焚き火台テーブルは様々な用途があります。
例えば、お皿やコップなどを置いておく、焚き火台に直接乗せて五徳として、調理する際の作業台としても使うことができますよ。
今回はその用途別に自分の理想に合った焚き火台テーブルを作る方法をご紹介します。自分好みのテーブルがあるだけで、格段に焚き火が楽しくなりますよ。
この記事から、必要な所だけを集めアレンジを加えて、世界でたった1つのオリジナルの焚き火台テーブルを作ってみましょう。
目次
焚き火台テーブルについて
こちらでは、焚き火台テーブルのそれぞれの特徴をご紹介します。
小型サイズのテーブル
ソロで焚き火をするときには、テーブルに沢山物を乗せないため小型サイズで大丈夫です。焚き火には他にも道具が必要になるので、できる限りコンパクトな荷物で移動できる方が楽ですよ。
小型サイズですと、持ち運びにも軽量で便利ですし、制作する際も比較的安価な材料で、簡単な工程で作ることができますよ。
とても、コンパクトで使い勝手がいいですよ。
大きめのテーブル
複数人で焚き火をするときには、少し大きいテーブルがいいですよね。特に、囲炉裏風テーブルはおススメです。みなさんで焚き火を囲みながら談話できますし、万が一焚き火の近くで転倒した際、テーブルがワンクッションとなり、ケガなどを最小限にすることも期待できます。
制作も横並びで1~2人が座れるぐらいの横幅で設計して、そのテーブルを複数制作します。そのテーブルを焚き火を囲むように設置すると囲炉裏風テーブルになります。
焼き台(五徳)としてのテーブル
食材を1つ1つ串に刺して焼くのも魅力的ですが、フライパンや鍋を使った調理もできるようになって、料理の楽しみが更に増えますよね。
こちらのテーブルは直接火に当てるので、ステンレスやアルミなどの素材を使用してください。
焼き台としてのテーブルは、こだわらなければ百円ショップなどで販売されている焼き網などを乗せるだけでも使用できます。購入する際は耐重量を確認してくださいね。
作業台
食材を切ったり、串に刺したりするので、幅広い方が作業しやすいです。作業台として使用する際は、高さを工夫する必要もありますね。ソロで焚き火をする際、この作業台と小型サイズのテーブルは兼用にすることで、荷物を少なくすることができますよ。
焚き火台テーブルを作る際のポイント
焚き火台テーブルを作る際のポイントはいくつかありますので、確認して素材探しや制作をしてくださいね。
足や土台になる部分
なるべく太くて頑丈なものを選びましょう。テーブルが倒れた拍子に足が折れてしまったり、乗せる物の重量に耐えれなければ、テーブルとしての機能が半減してしまいます。
収納・持ち運び
大きい物や畳むことができないと、持ち運びや収納する際に大変ですので、畳んでコンパクトになるものがいいです。収納する際や持ち運びの際に便利になります。
素材
物を置く台や作業する台の場合は、木製でも構いません。火に弱く水による劣化もありますが、自然の風景に馴染んでおしゃれな雰囲気になります。
アルミやステンレスですと、自然の風景に馴染みにくいですが、丈夫で使い続けることができます。火にも強いため焼き台用のテーブルを作ることにおススメです。
大きさ
大きさは、ソロなのか複数人で使うのかで判断しましょう。あまりに大きい物にしてしまうと、持ち運びが大変になるのでほどよい大きさで複数のテーブルを作った方が便利ですよ。
製作例紹介
それでは、各テーブルの製作例を見ていきましょう。
物を乗せるテーブル
焚き火をする際のテーブルには、どのようなものを乗せるでしょうか。食事をするためのお皿やコップ。ボードゲームやカードゲームをする。読書をするために本を置く。ラジオを聴くこともありますよね。
製作例は多数ありました。最近のDIYブームでテーブルを制作される方は多いです。しかし、持って移動することを考えるとコンパクトになるもの、軽量なものが望ましいです。もう一つ考慮することが、そのテーブルを何名で使用するかです。
ソロ(1人用)
ソロで使用するときは、テーブルに乗せる物の量が多くないです。コップとお皿1枚ぐらいでしょうか。なので、そんなに大きなテーブルでなくても用は足りますし、小さい方がコンパクトで片付けや持ち運びに便利です。
ソロ用のテーブルは100円ショップの材料を組み合わせることで簡単に制作することができます。複数人で焚き火をするときには、一人1台のテーブルにしてもいいですね。
大きいテーブルだとコップの取り間違えなど起きてしまいますが、それがなくなりますよね。それぞれが、理想の場所に陣取りして、くつろぐことができますね。
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複数人
複数人で使用するときは、焚き火を囲める囲炉裏風テーブルだと顔を見ながら談話しやすいので人気があり、おススメです。
囲炉裏風テーブルを作ってみようと最初から考えてしまうとハードルが高いかもしれませんが、長方形のテーブルを数個制作して、テーブルを配置するときに焚き火を囲うようにすると、囲炉裏風になりますよ。
こちらの大きめのテーブルですと材料を調達するのはホームセンターになりますね。木の板や、足の部分になる木材や折りたたみテーブルに使用されている足なども調達できます。様々なDIY用の材料が販売されているので理想的な物を探せます。
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焼き台テーブル(五徳)
焼き台テーブルは、焚き火に直接乗せて焼きものをするテーブルになります。食材をそのまま焼いてもいいですし、フライパンを使って炒め物を作ったり、鍋を使って煮込み料理を作ってみたり。食いしん坊の私は焚き火でどの料理を作ろうか悩みますね。
焼き台としてのテーブルは火に強い材料で作りましょう。素材でいうとアルミやステンレスなどです。百円ショップの素材で簡単に作れるものから、溶接作業をして本格的に作れるものまで様々あります。
焼き台テーブルは格子状に作るかはしご状に作るかで調理できる範囲が変わってきますので、是非理想を考えてみてください。私は最初はしご状に作ったのですが、直接食材を置いた時に隙間から食材が落ちてしまったため、格子状の焼き台テーブルにしました。
私の理想の焼き台は溶接して作りましたが、自分の使いやすいオリジナルな焼き台で満足できましたよ。
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作業台テーブル
作業台のテーブルは、物を置くテーブルと同一のものを使用することで、荷物を減らすことができます。あとは、作業を立ってするか、イスに座ってするかなどで、自分の好みに合ったテーブルを作りましょう。
作業台テーブルは、食材を切ったりお皿に盛りつけたり、あるいは、調味料などを用意しておくなどの使い方になりますよね。調理をするときに火と作業台が離れていると不便ですし、リズム感がなくなってテンションが下がってしまいます。
作業用テーブルは実際に刃物扱ったりしますので、土台もしっかりしていて、ガタつかないもの。火の近くで使用することもありますので、火に強いもので制作しましょう。
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焚き火台テーブルは自作できる⁉世界で1つのオリジナルを作ろう!:まとめ
焚き火台テーブルは様々な使い方ができますね。焚き火台の横でお皿やコップなどを置いておく、焚き火台に直接乗せて五徳として、調理等をする際の作業台としてのテーブルなどありましたが、構想は練れましたか。
世界に1つだけの自分の焚き火台を安全に作って、焚き火を楽しみましょう。