自作の焚き火台を使っていくと、焚き火台を大きくしたいとか、串刺しにした魚を立てて焼いてみたいとか思いませんか。そんな時におススメなのが、溶接で部品を付けることです。
溶接と聞くとかなりハードルが高く感じますよね。しかし、初心者向けの溶接方法を選べば手軽にできるんです。溶接機自体がお手頃な値段で準備することもできます。
今回は溶接の準備について、溶接の仕方、そして溶接することで作れる焚き火台、キャンプ用品をご紹介します。
目次
溶接を始めるのに必要なものと費用
こちらでは、溶接に必要なもの、溶接にはどんな種類があるのか、実際に作業するときの準備の仕方をご紹介します。
必需品
こちらでは、溶接に必要な道具とその目安の費用をご紹介します。
溶接機
溶接方法によって様々な種類の溶接機があります。どの種類を選べばいいか、わかりませんよね。この後に説明します。今後どのような溶接をするかによって機械選びしていきましょう。安い物で1万円前後から準備できます。
溶接棒・ガス(消耗材)
溶接で溶かし入れるための金属で、棒状のものとワイヤー状のものがあり、溶接の種類や機械によって使い分けます。棒状は1本数百円、ワイヤー状は一巻3,000円です。
ガスは溶接によって使う場合と使わない場合があります。1本1,000円前後です。
サングラス・溶接面
溶接では非常に強い光が出るので、見ていると目を傷めてしまうことがあります。なので、専用の面やサングラスが必要となります。両手を空けられるヘルメットタイプやサングラスタイプですと作業がしやすくなります。安い物で1,000円前後です。
初心者の方であれば、溶接の光が出た時だけ暗くなる自動遮光のものがものがおススメです。
こちらの商品は自動遮光が付いてますし、顔を全体的に覆うので、安全性が高いです。
防火手袋
手元は特に火花が降りかかったり、溶接したものは非常に熱を持っているため防火手袋は必須になります。焚き火をする際にも使用すると安全です。革素材の物が多く、1,000円前後からあります。
防火エプロン
火花をガードするために身に着けておくことをオススメします。私は何度か溶接の火の粉で服に穴を開けてしまい残念な気持ちになりました。こちらも革素材の物が多く、2,000円前後からあります。
マグネット
作業するときに金属を固定するのに便利ですが、なくても作業はすることができます。溶接の火花に焦って抑えている手を放してしまって曲がってつけてしまったことがあるので、慣れないうちはあった方がいいです。1,000円前後からあります。
これらを個別に揃えて2万円前後ぐらいですが、必須のものがセットになって販売されています、個別に揃えるよりかは安くなります。
こちらの商品は溶接に必要なアーク溶接、溶接棒、溶接面、防火手袋がセットになっていますので、個別に悩んで購入するよりかは、セットで購入のほうおススメです。
溶接の種類
溶接の種類は様々ありますので、ご紹介します。
アーク
仕組みが単純なため溶接機が安価で販売されています。難易度は高めで初心者が綺麗に溶接するのはむずかしいです。
半自動溶接
自動でワイヤーが送りだされることで、溶接が出来ます。初心者でも扱いやすい方法ですので、この種類の溶接をオススメします。
TIG溶接
電気を用いた溶接方法です。火花がほとんど飛び散りませんし、ほとんどの金属の溶接ができます。溶接棒を使わず母材同士を溶かして溶接することができます。仕上がりがとてもきれいですので、見た目も気にされる方はこちらの溶接がいいです。
レーザー溶接・ガス溶接など
こちらは、きちんとした設備が必要ですし、危険度が大きいので、初心者は取り扱わない方がいいです。
おススメの溶接機はこちらです。初心者の方でも取り扱いやすい半自動溶接です。
溶接をするときの準備
ヤケドを防ぐために防火手袋、火花が飛び散りますので防火エプロンをしましょう。着用する衣服も化学繊維だと燃えたり溶けたりしますので、気を付けましょう。
半袖で溶接をしてしまった時に腕に火花が飛んでヤケドをしてつらい思いをしましたので、長袖の服を着ましょうね。
環境面も火花が散りますので、燃えやすい物を離しましょう。
ポイント
半自動溶接初心者向けの動画です。実際に溶接のやり方を見てみましょう。
溶接で作る焚き火台
こちらでは、実際に溶接で作った焚き火台を見ていきましょう。みなさん、ご自分に合った素晴らしい焚き火台を作っています。
一から焚き火台を作ってみた ハイサイ探偵団の休日
こちらの動画は、楽しいDIY動画です。実際に鉄板を寸法に合わせて切るための道具などもご紹介していますので、そちらも参考にしてください。
廃材と鉄筋で折りたたみ式焚き火台
こちらの動画は、不要になったものをリメイクして焚き火台を作っています。いろいろな機材が出てくるので、DIYが好きな方には興味深い動画です。ときどき、強い光が出ますので視聴される場合気をつけてください。
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こちらの焚き火台は、たくさんの機能を付けた便利な焚き火台ですね。いっぺんに様々な作業が出来そうです。いつかは、こんな焚き火台を作ってみたいです。
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溶接で作るキャンプ用品
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こちらは、焚き火でしてみたいことの一つ、お肉の塊をじっくり焼くことができる作品ですね。私は串に刺されたお肉を塊ごと噛みつくのに憧れます。アウトドアならではの楽しみができますね。
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こちらは、焚き火台テーブルとしても、作業用テーブルとしても便利です。造りがしっかりしているので、お皿や飲み物を置いても安定していて使いやすかったです。作り方も簡単なほうですので、是非作ってみてください。
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溶接DIYランタンハンガー STUDIO OUTDOOR
このランタンハンガーがあると、焚き火から少し離れた位置でも明かりをともすことが出来て便利ですよね。ランタンがあるだけで、雰囲気がガラッと変わって日常では感じられない幻想的な空間を楽しめますよ。
焚き火台を自作してみよう!溶接をすると色々なものができるんです!:まとめ
今回は溶接で焚き火台を作ることをお伝えしました。溶接はなんとなくハードルが高いと思いますが、あまり金額を掛けずにご自身の理想的な焚き火台を作ることができます。
簡単な設備なら手軽に作れますので、こちらを参考に理想的な焚き火台、キャンプ用品を作って楽しんでください。