吊り下げ 焚き火

「焚き火で吊り下げるはあり?」吊り下げる3つの理由と選び方

焚き火で吊り下げる道具は、あるのですか?

またあるとしたら、どのような時に吊り下げるのですか?

そんな疑問にお答えします。

「焚き火で吊り下げる必要性はない。」

「男は黙って、直火。」

私は、そう思っていた時期がありました。

しかし、そんなことを考え直すきっかけとなったのは、友人との会話です。

友人が焚き火で吊り下げて料理をした時の話を聞いてからは、焚き火で吊り下げて料理をすることも、悪くないと思えてきました。

この記事には友人から聞いた話を元に、焚き火で吊り下げる理由について紹介します。

最後まで読んでいくと、焚き火で吊り下げる理由が分かるだけでなく、キャンプをオシャレに演出する方法を知ることができます。

キャンプの経験値を上げるためにも、焚き火で吊り下げることを行ってみましょう。

 

 「なぜ必要?」焚き火で吊りさげる理由

焚き火で吊り下げる理由は何でしょう?

吊り下げてみたい気分だったから。

知り合いが吊り下げて料理を作っていたから。

焚き火で吊り下げるのは、それなりの理由があります。

早速、焚き火で吊り下げる理由を学んでいきましょう。

火力の調整がカンタン

自宅のキッチンでは、つまみやボタン操作で簡単に火力調節ができます。

しかし、キャンプ場で行う焚き火ではどうでしょうか。

薪から炭へと変更したり、薪の量で火力の調整を行います。

これがまた大変なのです。

キャンプ飯を作る度に火力の調整を行っていたら、キャンプが嫌になってしまうかもしれません。

しかし、吊り下げることによって火力の調整が容易になります。

焚き火で吊り下げる為にフックのついたチェーンを使用しますが、チェーンの長さを変えるだけで火力調整ができます。

火力を弱めたい時は、チェーンを巻き火から遠ざける。

火力が欲しい時は、チェーンを長くして火の近くまでもってくる。

ちょうどよい火加減の所でキープ。

また、三脚(または四脚)でセッティングをします。

セッティングすると、調理道具と焚き火台に隙間ができるので、炭や薪の出し入れが楽に行えます。

 調理場として活用できる

まな板で食材を「トントン」と切る。

鍋で「グツグツ」と煮込む。

これはご家庭のキッチンでは、ごく当たり前にできる事です。

しかし、ご自宅のキッチンでできることが、アウトドアではできるとは限りません。

アウトドアの場合は、焚き火をする場所が調理場です。

しかし、焚き火を行う場所は限られてしまいます。

平らな場所なら良いのですが、河原などのデコボコした場所でも調理をしなけばいけない時もあります。

石をどけて平らな場所を作り、焚き火を行うのは一苦労です。

そんな時は、鍋などを吊り下げておけば、そこがもう調理場へと早変わり。

三角形にして吊るしてありますので中央に重心があり、安定感が優れています。

キャンプ場がおしゃれになる

キャンプの楽しさは、家庭では味わえない解放感でしょう。

地面に寝そべって空を見ていると、日頃のストレスを解放してくれます。

焚き火をオシャレに演出して、さらに解放感を上げてみませんか。

専用のテーブルを使い吊り下げたものを囲めば、囲炉裏(いろり)風に演出ができます。

またランタンを吊るせば、風で揺れ幻想的な雰囲気に。

中には、焚き火台まで吊るす強者までいます。

いろいろ工夫して、自分流のおしゃれを演出してキャンプを楽しみましょう。

 

 吊り下げる道具に必要な4つの項目

焚き火で吊り下げる道具の事を「トライポッド」と言います。

焚き火で吊り下げる道具、トライポッドをただ選べばいいというわけではありません。

自分のキャンプスタイルに合ったトライポッドを選ばないと、大変なことがおきます。

ここでトライポッドの選び方を、しっかり学んでおきましょう。

耐荷重をチェック

一番大事な項目は、耐荷重のチェックです。

メーカーにより耐荷重が違うからです。

耐荷重が5kg〜40㎏と幅広いため、安全に吊り下げることができるアイテムを、選ぶことが大切となります。

例えば、重量5㎏ダッチオーブンを使用するのに、耐荷重5㎏のトライポッドをチョイスしたとしましょう。

ダッチオーブンには食材をいれ、煮込むために水も入れます。

結果的にはダッチオーブンの総重量は5㎏を超え、耐荷重が5kgのトライポッドを使う事は厳しくなります。

大丈夫だと思い使っていると、突然「ポキッ」と折れて焚き火にダイブ。

こんなことが起きるかもしれません。

安全を考慮(こうりょ)して「吊るすモノの総重量×1.2」の耐荷重のモノを選びましょう。

素材をチェック

使用される素材によって、使い心地が変わってきます。

自分のキャンプスタイルに合った素材を、選ぶ事も大切です。

各素材の特徴をまとめてありますので、自分のキャンプスタイルに合った素材を探してみて下さい。

耐久性に優れていて長持ちします。

長く愛用したい人におススメの素材です。

しかし、手入れを怠うと錆びてしまう事も。

アルミ

アルミは軽量のため、持ち運びに便利。

初めてトライポッドを使用する方でも、手軽に使えるのがメリットです。

しかし、アルミの種類によっては強度が心配なモノもあります。

変な方向に力が加わったら、折れてしまうかもしれません。

ステンレス

鉄製と同じ様に耐久性に優れているので長持ちします。

鉄より丈夫ですが、重量が鉄より重いので扱いが大変です。

しかし、耐荷重がありますので重たいものも吊るせます。

 組み立てやすさをチェック

いろいろと設営に時間のかかるキャンプでは、できるだけ短時間で、かつ簡単に組み立てられるキャンプギアを選びたいものです。

 もちろんトライポッドも、組み立てやすいものを選びましょう。

特にビギナーのキャンパーは、以下の点に注意して選ぶ必要があります。 

トライポッドの組み立てが手軽にできる

シンプルな構造

一人でも簡単に設置できる

「トライポッドはどれも同じだ。」と思ってしまいますが、メーカーによってかなり差があります。

デザインから選んでしまいがち。

でも、性能と組み立てやすさを重視して選でみましょう。

携帯性をチェック

「車で荷物を運ぶから、トライポッドの携帯性を考慮しなくても大丈夫。」と、思っている方は大変な目に合うかもしれません。

重量が重いと車への出し入れや、設置する場所まで運ぶのに大変になります。

組み立てる時は、さらに大変です。

出来る限り軽く、携帯性に優れたものを選ぶようにしましょう。

軽くてコンパクトのモノを選ぶと、移動や組立の際も手軽でストレスなく使用できます。

 

「見た目は同じ?」吊り下げる道具5選

「焚き火で吊り上げる道具のトライポッドは、どのメーカーも同じだよ。」と、思っていたら大きな間違いです。

各メーカーには特徴があり、吊り下げる以外にも機能を持たせているものもあります。

じっくり見て、自分に合うトライポッドを探してみましょう。

 焚き火三脚/キャプテンスタッグ

出典:キャプテンスタッグ

ハイ1m14cm&ロー78cmに高さが変えられる、2WAY仕様の焚き火三脚です。

「ハイ」はファミリーや大人数などでキャンプをする時、「ロー」はこじんまりとキャンプする時に最適です。

吊り下げる高さを変えたいときは、付属でついているチェーンで行いましょう。

簡単に吊り下げる高さを変えられます。

「収納はコンパクトに収納できます。」と言いたいところですが、コンパクトにはなりません。

しかし、コンパクトにならない代わりに、カンタンに組み立てることができます。

SPEC

サイズ

使用時:66㎝×58㎝×114cm

収納サイズ:9㎝×7㎝×52cm

重量:820g

耐荷重:10kg

素材:ステンレス鋼

ライダーズファイアクレードル/DOD

 

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出典:Instagram 

ネーミングがおもしろいDODのトライポッドは、とにかく軽いです。

強度と軽さを持ち合わせたアルミ合金で出来ていて、組み立てる時も一工夫されています。

トライポッドの足になる部分が一目でわかるように赤に色付けされ、順番を間違えることなく組み立てられます。

ポールの組み合わせ方で54㎝、81㎝、108㎝の3段階に高さを調節することが可能です。

吊り下げることに飽きたら、付属の網で焚き火を行いましょう。

付属の収納袋に入れれば、バイクへの積み込みも簡単です。

バイクに積み込むことを想定して作ったので、製品名をライダーズというネーミングにしたのですね。

SPEC

サイズ

使用時:68㎝×55㎝×108cm

収納サイズ:6㎝×29cm

重量:715g

耐荷重

フック部分:8kg

焼き網部分:3㎏

素材

ポール:アルミ合金

焼き網:ステンレス

ライダーズファイアクレードルのレビュー動画です。

動画で見るとライダーズファイアクレードルのポールは、思っていたより細いです。

出典:YouTube

ファイアープレイススタンド/コールマン

 

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出典:Instagram

ファイアープレイススタンドの足は、3本ではなく4本です。

4本の足には地面にペグダウンできるループが付いていて、付属のペグで固定すれば安心して使用できます。

とても便利なファイアープレイスタイルですが、重量が3.2㎏あるのが残念なポイント。

だって重たい分、持ち運ぶのが大変ですもん。

SPEC

サイズ

使用時:78㎝×78㎝×140cm

収納サイズ:13㎝×13㎝×58cm

重量:3.2kg

耐荷重:20kg

素材:スチール

ファイアープレイススタンドの設営方法と使い方を紹介した動画です。

キャンプ飯がおいしそうで、設営方法が頭に入りません。

出典:YouTube

クッキングトライポッドD1/ペトロマックス

出典: amazon

1910年にドイツで灯油ランタンのブランドとして誕生したペドロマックス。

ドイツのメーカーですので、とにかく頑丈。

耐荷重が40㎏もあり、大抵のものは何でも吊り下げられますが、重量が4.1㎏あるのが少し気になります。

重量が重たい分、女性より男性向きなのトライポッドですね。

大人の男性4人ぐらいでキャンプに出掛け、クッキングトライポッドD1に大きなダッチオーブンを吊り下げる。

そしてビール片手に、クッキングトライポッドD1を囲みながらキャンプ飯を作る。

そんなキャンプもたまには、良いのかもしれませんね。

 SPEC

サイズ

使用可能高さ:88㎝~144cm

収納サイズ:12㎝×98cm

重量:4.1kg

耐荷重:40kg

素材:ステンレス

miniトライポッドワイド/ロゴス

 

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出典:instagram

ペットボトル程度の大きさに収納できるminiトライポッドワイド。

ロゴスの焚き火台と一緒に使うと効果抜群です。

また、耐荷重は20㎏もあり、大抵のものは吊り下げることが出来ます。

付属にチェーンが付いていて、チェーンの長さを変えれば、火の調節も簡単です。

ダッチオーブンだけではなく色いろなものを吊りさげてみましょう。

SPEC

サイズ

使用時:60㎝×52㎝×79cm

収納サイズ:30㎝×5㎝×4cm

重量:440g

耐荷重:20kg

素材:アルミニウム、ステンレス

miniトライポッドワイドの組み立て方を説明している動画です。

製品名にminiとついているだけあって、小さいトライポッドです。

出典:YouTube

「焚き火だけではない‼」吊り下げる道具のアレンジ方法

トライポッドは、ダッチオーブンだけを吊る下げるものではありません。

何でも吊るしてもいいのです。

自分の好きなキャンプギアを吊り下げて、テントの周りをオシャレに演出してみましょう。

ランタンを吊り下げる

出典:Instagram

ランタンは机などに置いて使用するもの。

そんなことを思っている方は、ぜひ試してください。

ランタンは地面に直に置くよりも、高い場所に設置することで辺り一面を明るく照らし、そこはまるで、中世ヨーロッパにタイムスリップしたのかのように錯覚を覚えます。

ガスやガソリンのランタンはとても高温になり、地面に置いておくとお子さまがぶつかって怪我をしたり、足で蹴とばして倒してしまうかもしれません。

ランタンを吊り下げておけば、そんな危険から身を守ってくれます。

トライポッドでランタンを吊りさげて、より明るく、そして安全にキャンプを楽しみましょう。

肉を吊り下げる

 

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トライポッドに吊り下げるのは、キャンプギアだけではありません。

食材だって吊り下げられます。

漫画に出てくるような肉の塊を吊り下げてみましょう。

肉の塊を吊り下げてどうするの?

煙で燻(いぶ)すのです。

簡単に言えば、お肉の燻製(くんせい)を作るのです。

トライポッドのメリット、火力の調節ができるから作れるキャンプ飯です。

下味は塩とコショウだけ。

焚き火の火に直接あたらないけど、煙が十分に当たる距離にお肉を吊り下げる。

後は、ひたすら待つだけ。

待っていると表面が黒くなってきて、次第にポタポタと肉汁が垂れてきます。

頃合いを見てお肉をトライポッドから外して、包丁で切ってみる。

中まで火が通ったら完成です。

半生だった場合は、焚き火でお肉を焼きましょう。

お肉のほかに、サツマイモやカボチャなどを吊るしても良いですね。

1つ言い忘れていましたが、吊り下げる時に使う薪は、匂いがする薪を選びましょう。

詳しくは下記記事に書いてありますので、参考にしてみて下さい。

お肉を吊り下げてキャンプ飯を作っている動画です。

こんな食べ方があったのかと驚かされます。

出典:YouTube

焚き火台を吊り下げる

 

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食材の次は、焚き火台も吊り下げてみましょう。

デトアーライフが手掛ける焚き火台を使用すれば、トライポッドなどで焚き火台を吊り下げることができます。

焚き火台を吊り下げることで、地面を傷めずに焚き火が出来ます。

風で揺らぐ炎はまるで、篝火(かがりび)。

篝火とは

夜間の警護・照明や漁労などのために使う火の事です。

鵜飼(うかい)が船頭でわら等を燃やして明かりを得ているアイテムをイメージすれば、分かりやすいと思います。

腰より上に焚き火があるのは、なんとも不思議な感覚。

風に揺れている焚き火の炎を見ていると、何だか幻想的な雰囲気にしてくれます。

薪をくべるたび焚き火台がユラユラと揺れるため、いつにも増して周囲への注意が必要となります。

小物置き場に変身

出典:YouTube

キャンプ飯を作っている時、トングなどの小物は出来るだけ近くに置きたいものです。

私はいつもどこかに置き忘れて、探すのに苦労しています。

そんな問題は大き目のクリップを用意すれば、即解決です。

トライポッドのフレーム部分に、クリップでトングなどの小物を止めておくことが出来ます。

また、トライポッドのフレーム部分にネットを張れば、食器などを乾かす場所へと早変わり。

でも、たくさんのモノを止めておくことは、やめておきましょう。

焚き火が出来なくなってしまいますので。

 

「焚き火で吊り下げるのはあり?」吊り下げる3つの理由と選び方:まとめ

まとめとしまして

  • 「なぜ必要?」焚き火で吊りさげる理由
  • 吊り下げる道具に必要な4つの項目
  • 「見た目は同じ?」吊り下げる道具5選
  • 「焚き火だけではない‼」吊り下げる道具のアレンジ方法

をご紹介してきました。

焚き火で吊り下げるアイテムは、ダッチオーブンだけではありません。

ランタンや焚き火台まで、色々なものを吊り下げる事ができます。

色々なものを吊り下げる前に、オードソックスにダッチオーブンなどを吊るしてキャンプ飯を作ってみて下さい。

きっと今の季節に合った、体が温まるおいしいキャンプ飯になっているはずです。

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