このような疑問にお答えします。
キャンプでの楽しみ、焚き火。
焚き火は暖がとれるだけでなく、調理を楽しんだり、眺めて癒やされたりと、キャンパーにとって欠かせないものですよね。
しかし焚き火をする時には、どうしても細々としたギアの収納に困ってしまいがち。
そんな時にあると便利なのが、「ポール」です。
ポールにも様々な種類があり、用途によって、形状も変わります。
今回はそんな、あると便利なポールの種類と使い方、おすすめの商品についてご紹介いたします。
ポールの便利な使い方やおすすめの商品を知って、もっと焚き火を楽しみましょう。
目次
ポールって何?
焚き火の際にあると便利な「ポール」。
ポールというと、細長い棒をイメージしますよね。
そんな方に、ポールの用途についてご紹介いたします。
ポールの用途
- 焚き火の上で料理するために、調理道具を吊す。
- 焚き火で使うトング等のツールをかける。
これらの用途で、ポールは使用します。
という方にポールのメリットをご紹介いたします。
ポールを使用することで、
- トングなどのツールをかけておくことができ、焚き火の周りをすっきり整頓できる。
- ダッチオーブンやケトルなどを吊すことで、調理の際に安定する。
- 機能的かつ見栄えもするので、雰囲気作りにも最適。
などのメリットがあります。
焚き火で使うツールは、地面に置いておくとごちゃごちゃしてしまい、「あれ?どこおいたっけ。」なんてことも。
ツールをかけておく場所があるだけで、焚き火スペースがすっきりします。
機能面でも優れていますが、ポールがあることで、焚き火スペースがおしゃれになるのも嬉しい点です。
ポールの種類とは?
ポールの用途について、ご紹介しましたが、
という方もいらっしゃると思います。
焚き火で使うポールは種類も色々あり、使い方が少しずつ違います。
ポールの種類は、どんなものがあるのかをみていきましょう。
ポールの種類
- トライポッド
- 焚き火ハンガー
- 焚き火スタンド
大きく分けて、ポールはこの3種類です。
それぞれ特徴や使い方も若干変わってきますので、具体的にみていきましょう。
ポールタイプ①トライポッド
トライポッドとは、三脚もしくは四脚のことです。
用途としては、
- 調理の際に、ダッチオーブンやケトルなどを吊す。
- ランタンを吊るす。
- 蚊取り線香を吊す。
などがあげられます。
トライポッドのチェーンの長さを調節できるので、焚き火調理の際に重宝するアイテムですよ。
メリット
- 調理器具が浮いているため、薪や炭の出し入れがしやすい。
- チェーンを調節することで、遠火などもできる。
- ダッチオーブンなどの重い調理器具も、安定して吊すことができる。
- 地面が不安定な場所でも、安定しやすい。
- おしゃれな焚き火スペースを演出できる。
などのメリットもあり、焚き火をより楽しむことができます。
焚き火台の上に直置きすると、焦げ付きやすいような煮込み料理も上手に作れますよ。
トライポッドの種類
- ねじ式
- 開閉式
トライポッドは大きく分けて、2種類あり、組み立て方に違いがあります。
組み立て | 収納 | 高さの調節 | |
ねじ式 | 組み立てに時間がかかる。 | 分解できるので、コンパクト。 | 高さを多く調節できる。 |
開閉式 | 脚を広げるだけ。 | 分解できないので、かさばる。 | 数段階しか高さを調節できない。 |
ねじ式のトライポッドは、色々な高さで使いたいという方におすすめです。
チェーンの長さだけでなく、ポールの高さも変えたい方は、ねじ式のトライポッドがいいでしょう。
高さの調節や、収納にはこだわらないけれど、とにかくすぐ使いたいという方は、「開閉式」のトライポッドが使いやすくておすすめですよ。
ポールタイプ②焚き火ハンガー
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
機能的で、無骨な見た目の焚き火ハンガータイプのポール。
焚き火ハンガーは、焚き火の近くで使うアイテムです。
その無骨な見た目がキャンプサイトに映えると、最近人気があります。
様々なメーカーから発売されているほか、私の友人のように自作する方も多いです。
そんな焚き火ハンガーはどのように使うのかについて、みていきましょう。
焚き火ハンガーの用途は、
- ツールをかける。
- ダッチオーブンやケトルを吊す。
そのほとんどが、鉄製でできていることが多く、無骨な見た目が特徴です。
焚き火ハンガーは、ベースポール(中央にくるポール)と、ハンガー用のポール(2~3本)でできています。
ものによっては、ハンガー用ポールがミニテーブルになっているものもありますよ。
基本の使い方
- ベースポールを地面に15~20cmほど打ち込む。
- ハンガー用のポールの曲げ加工部分を、引っ掛ける。
ハンガー用ポールにツールや鍋などをかけても安定するように、ベースポールを打ち込む深さは、地面の硬さなどに合わせて変えましょう。
ハンガー用のポールは、基本的にベースポールの好きな位置に、引っ掛けることができるようになっています。
焚き火ハンガーを使う時の注意点
ハンガー用のポールは、ギアなどを吊し、荷重がかかることでしっかりと留まります。
何も吊していない状態では、振動などにより、下に落下することも。
焚き火の周りで使用するものなので、落下すると大変危険です。
使用していないときは、ハンガー用のポールは外しておき、使用の際には十分注意しましょう。
ポールタイプ③焚き火スタンド
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
最後に、焚き火スタンドタイプのポールについてみていきましょう。
焚き火スタンドはハンガーと違い、脚は2本または4本で、鉄棒のような形状です。
こちらも焚き火ハンガー同様、
- ツールをかける。
- ダッチオーブンやケトルを吊す。
このような用途で使われます。
焚き火スタンドタイプのポールは、ダッチオーブンなどの調理器具を基本的にチェーンで吊します。
そのため調理の際に、火加減を調節しやすいというメリットもあります。
焚き火スタンドの種類としては、
- 地面に打ち込むタイプ(脚が2本)
- 4本脚で自立するタイプ
の2つです。
地面に打ち込むタイプは、手間がかかるものの、コンパクトに収納できるタイプが多いので、携行性に優れています。
4本脚で自立するタイプは、しっかりとしているため、ダッチオーブンなどを吊しても安定するのが魅力でしょう。
焚き火で使うおすすめのポール7選
ここまでは焚き火で使うポールの種類についてご紹介しました。
という方もいらっしゃると思いますので、私が使ってみておすすめだと感じた商品をご紹介いたします。
是非参考にしてみて下さいね。
おすすめトライポッド3選
トライポッドの素材は、軽量なアルミ製のものから、鉄製の重量感のあるものまで様々です。
あまり重い物を選ぶと、持ち運びが大変なため、最初に購入するトライポッドは携行性が高いものがおすすめですよ。
また耐荷重も、ものによって大きく異なります。
ダッチオーブンのような重いものを吊す場合は、使用する調理器具を満水にした重さに耐えられるトライポッドを選ぶようにしましょう。
耐荷重別に、おすすめのトライポッドをご紹介いたします。
おすすめトライポッド①耐荷重が5kgまで
ダグ 焚火缶 トライポッド
出典引用:DUG公式HP
ダグのトライポッドは、手軽に持ち運べる折りたたみ式で、423gという軽さと、コンパクトさが魅力の一品。
クッカーなど軽めの調理器具を設置できるトライポッドです。
なるべく荷物を軽くしたいソロキャンプの方に人気がありますよ。
耐荷重が5kgまでなので、ケトルや小さめの鍋を使う方におすすめです。
サイズ | 79.5cm |
収納サイズ | 6×39cm |
重量 | 423g |
耐荷重 | 5kg |
おすすめトライポッド②耐荷重が10kgまで
shinetrip トライポッド 3段ネジ式
出典引用:Amazon
こちらのトライポッドは、ねじ式です。組み立てが簡単なのが嬉しい仕様の一品。
高さも調節しやすく、付属のピンを使うと、チェーンの長さも簡単に調節できますよ。
耐荷重も10kgあるので、ケトルやステンレス鍋での調理が楽しめます。
また収納がコンパクトですし、ステンレス製なので、お手入れも楽々です。
サイズ | 78×60cm |
収納サイズ | 31×12cm |
重量 | 457g |
耐荷重 | 10kg |
おすすめトライポッド③耐荷重が20kgまで
コールマン ファイアープレイススタンド
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
コールマンのトライポッドは、折りたたみ式の4本の脚が特徴。
4本の脚にはペグダウン用のループとペグが付属しているので、安定感が抜群です。
耐荷重は20kgなので、ダッチオーブン調理をしたい方におすすめです。
付属のチェーンは、荷重によって固定するストッパーが付いているので、長さの調節が簡単なのも嬉しい点ですね。
しっかりした造りの分、少し重量はあるので、車での移動がいいでしょう。
サイズ | 78×78×140cm |
収納サイズ | 13×13×58cm |
重量 | 3.2kg |
耐荷重 | 20kg |
おすすめ焚き火ハンガー2選
次におすすめの焚き火ハンガーをみていきましょう。
焚き火ハンガーは、
- 打ち込み式
- 脚の付いている自立式
があります。
どちらも基本的な使い方は一緒ですが、組み立て方などが違います。
打ち込み式は、シンプルかつ収納がコンパクトなのが魅力ですし、自立式は、地面に打ち込めない場所などで使えるメリットがあります。
打ち込み式、自立式それぞれメリットがありますので、自分の用途にあったものを使用しましょう。
おすすめ焚き火ハンガー
ペトロマックス ファイヤーアンカー
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
ペトロマックスは、1910年に創業したドイツの灯油ランタンのブランドです。
スチール製でできているので、頑丈な造りをしていてダッチオーブンをかけることもできます。
ハンガーは荷重をかけることで、固定する仕組みになっていて、高さ調節も簡単にできるのが嬉しい一品。
見た目も無骨で格好良く、焚き火スペースがおしゃれに演出できますよ。
ベースポール | 103.5cm |
ハンガー | 68cm |
グリル | 40×40×2cm |
重さ | 6.7kg |
おすすめ焚き火ハンガー(自立型)
37CAMP ファイヤーラック「自立型ハンギング」
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
37CAMPの焚き火ハンガーは、自立型なのが最大の魅力。
地面に打ち込む必要がなく、組み立て自体も簡単なのが嬉しいところです。
ハンガーは、ねじ止めで固定するので安定感がありますよ。
3種類のアームは、それぞれ太さが違い、一番太いハンガーにはダッチオーブンを吊すことができます。
こちらの焚き火ハンガーには拡張キットもあり、スタンドタイプをつけることができるそうで、友人は拡張キットを購入予定なんだとか。
拡張キットを使うと、より焚き火での調理などを楽しむことができますね。
メインシャフト | 100cm/直径16mm |
フットスタンド | 22mm角パイプ 長さ70cm 一箇所調整ネジ付 |
つり下げ用アーム | 40cm/直径9mm |
ハンガーアーム | 25cm/直径13mm |
ロストル用アーム | 40cm/直径9〜13mm
ロストル部分は300mm×150mm |
重さ | 4.5kg |
おすすめ焚き火スタンド2選
最後におすすめの焚き火スタンドをみていきましょう。
焚き火スタンドは、シンプルな見た目とその安定感から、使い勝手も抜群です。
今回は4脚タイプの焚き火スタンドである
- 調理器具を吊す背の高いタイプ
- 五徳のような高さのタイプ
をそれぞれご紹介いたします。
おすすめ焚き火スタンド
ペトロマックス ファイヤーブリッジ
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
ペトロマックスの焚き火スタンドは、長さの異なる3つのフックで高さを調節できます。
チェーンとフックで吊すことのできる網が付属。
網の上で焼き物を楽しむことができますよ。
また組み立ても簡単なので、さっと設置できるのが嬉しいですね。
組立時大きさ | 108×114×74cm |
センターバーの長さ | 115cm |
足の長さ | 113cm |
グリル | 39×39cm |
重さ | 16kg |
おすすめ焚き火スタンド(五徳タイプ)
ベルモント アイアン焚火スタンド
この投稿をInstagramで見る
引用:Instagram
ベルモントの焚き火スタンドは、高さが2段階に変えることができます。
こちらの焚き火スタンドは、調理の際には五徳のように使用するタイプです。
とても頑丈で、耐荷重が30kgもあるので、ダッチオーブン料理なども安心してできますよ。
使用サイズ | Low使用/約86×26×39cm
High使用/約92×26×45cm |
収納サイズ | 約59×26×7cm |
重量 | 3.0kg |
耐荷重 | 30kg |
焚き火に便利なポールってどんな種類があるの?おすすめ7選!:まとめ
今回は焚き火の際に使う「ポール」についてご紹介しました。
焚き火にポールを使うことで、調理もしやすくなりますし、焚き火スペースをおしゃれに演出できます。
ポールの種類や使い方、おすすめの商品を知って、自分のスタイルにあうものを見つけてみて下さいね。
ポールを使って、もっと焚き火を楽しみましょう。
あわせて読みたい