ファイヤーピット モンベル 入荷

【新作入荷】モンベルのファイヤーピットとは、どんなキャンプギア?

モンベルに、ファイヤーピットの新作が入荷されたのですか?

そんな疑問にお答えします。

モンベルにファイヤーピットが有ることは、知っていました。

しかし、新しいファイヤーピットが入荷されたことは、知らなかったです。

新しいモノ好きの私にとって情報を入手できなかったことは、ちょっと悔しいです。

さて、新しく入荷されたモンベルのファイヤーピットは、今までのファイヤーピットと何が違うのでしょうか。

また、どう進化したのでしょう。

そこで今回は、新しく入荷したモンベルのファイヤーピットについて紹介しています。

最後まで読んでいけば、新しく入荷されたモンベルのファイヤーピットについて、知ることができるでしょう。

また、ファイヤーピットについて詳しくなっているはずです。

次回のキャンプを有意義に行うためにも、ゆっくり読み進めて知識を深めて下さい。

 

「知っていそうで知らない」ファイヤーピットとは?

ファイヤーピットとは、一体どの様なモノでしょう。

私たちがよく使用する焚き火台と、何が違うのでしょうか。

早速、ファイヤーピットについて学んでいきましょう。

ファイヤーピットとはどんなもの?

ファイヤーピットとは、英語で「FIRE PIT」と書きます。

そのまま訳すと

FIRE・・・火

PIT・・・くぼみ、穴

となります。

要するに、火を起こすために掘った穴やくぼみのことです。

ですが、ファイヤーピットと言っても、国や地域によって姿かたちが違います。

日本では、囲炉裏(いろり)や、薪をくべる炉の事をファイヤーピットと言う場合が多いです。

アメリカでは、丸い形をした焚き火台の事を言います。

ヨーロッパでは、火をおこすためにレンガなどで壁を作った窯のことをさします。

文化や風習によって姿かたちが違えども、火を扱う所は共通していますね。

余談となってしまいますが、FIREと言う言葉には2つの意味があります。

1つ目は、みなさんもよくご存じの「火」

2つ目は、あまり耳にしたことのない「経済的自立と早期退職」です。

カンタンに言えば、働かなくても生活できる人のことです。

焚き火で暖を取っているときなどにさりげなく「FIRE」の事を語れば、仲間たちから尊敬のまなざしで見られますよ。

ファイヤーピットの種類は?

ファイヤーピットの種類は、主に2つあります。

庭に備え付けるタイプと、持ち運びが出来るタイプ。

それぞれのタイプについて、詳しく説明していきますね。

庭に備え付けるタイプ

出典:Instagram

海外ドラマや、高級ホテルなどでよく目にするタイプです。

満天の星空の下、広大な土地の一角にファイヤーピットで焚き火をする。

起こした火を囲みながら、仲間たちと豪華なキャンプ飯を頂く。

もちろん、飲み物はビンテージ物のワインで。

ファイヤーピットの事を知っている人なら、一度は夢見る風景ではないでしょうか。

そんな風景に憧れて、ご自宅のお庭にファイヤーピットを自作して焚き火を行う。

その行為は、法律違反している可能性があります。

その点は、下の記事に詳しく書いてありますので確認してみて下さい。

そこで、ファイヤーピットを庭に置いて、ファイヤーピットをインテリアとして楽しみましょう。

私のおススメは、「ma」のファイヤーピットテーブルです。

建築デザイナーが設計したファイヤーピットテーブルになるのですが、とにかくオシャレ。

詳しくは下の記事で紹介しています。

「ma」は、ファイヤーピットテーブル以外にも、イスなどのアイテムも扱っています。

幅広く知識を得るためにも、記事を見る価値はありますよ。

持ち運びが出来るタイプ

 

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キャンプをしている人なら、ファイヤーピットと言えば「持ち運びが出来るタイプ」のことを、イメージするのではないでしょうか。

アウトドアメーカーによって、丸い形や四角い形など様々な形があります。

形は様々ですが、私たちがよく知っている焚き火台と用途は同じ。

薪や炭などを入れて火をおこし、網や鉄板などをおいてキャンプ飯を楽しみます。

でも、ファイヤーピットの中には、単純に焚き火の火を楽しむだけのモノもあります。

なぜ、焚き火の火だけを楽しむのですか。

焚き火の火には癒し効果があり、癒しを求めて焚き火の火を眺めるためです。

焚き火の火を見ていると、不思議と気持ちが落ち着いてきますが、知らず知らずのうちに焚き火の火で癒されていたのですね。

焚き火の癒し効果については、下の記事に詳しく紹介されています。

癒しを求めてキャンプを始める人が、多いそうですよ。

 

「他と少し違う」モンベルのファイヤーピット

モンベルのファイヤーピットは、2022年に新しいタイプが入荷されました。

今まで有ったファイヤーピットより、サイズダウンしたファイヤーピットです。

2種類あるモンベルのファイヤーピットについて、順番に解説していきますね。

折り畳めるファイヤーピット

 

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モンベルのファイヤーピットの正式名は、フォールディングファイヤーピットと言います。

フォールディングとは、「折り畳めること」という意味です。

つまり、モンベルのファイヤーピットは、折り畳めることができるファイヤーピットなのです

折り畳めるので、設置・組み立てがカンタン。

他のアウトドアメーカーの焚き火台は、どんなに簡単な構造でも組み立てることが必要です。

  1. 土台を組み立てる
  2. 火をおこす場所を組み立てる
  3. 土台と火を起こす場所を合体させる

という具合に。

でも、フォールディングファイヤーピットは、そんな煩(わずら)わしい作業は一切いりません。

  1. フォールディングファイヤーピットを開く
  2. ロストルを置く

この2ステップだけで使用できるのです。

ここまでは、今まであったファイヤーピットと、新入荷したファイヤーピットが共通している特徴です。

ここからは、今まであったファイヤーピットと、新入荷したファイヤーピットについて、それぞれ解説していきますね。

フォールディングファイヤーピット

今まであったファイヤーピットが、これにあたります。

3人〜4人ぐらいの人数でキャンプを行うには、ちょうどいい大きさのファイアーピットです。

横から見ると、ホームベースみたいに五角形の形をしています。

この五角形の形にはちゃんと意味があるのですが、詳しい事は次の章で説明しますね。

購入した薪を、折らずにそのまま入れることができますので、薪を折る手間が省けて便利です。

収納袋もついていますので、網、ロストル、折り畳んだフォールディングファイヤーピットを一緒にしまう事ができます。

SPEC

サイズ:幅42㎝×奥行22㎝×高さ30㎝

素材:ステンレス鋼

重量:4.1㎏

耐荷重:約20㎏

フォールディングファイヤーピットS

新しく入荷したのが、フォールディングファイヤーピットSになります。

フォールディングファイヤーピットSは、フォールディングファイアーピットと姿かたちがそっくり。

違いをあげるとしたら、フォールディングファイヤーピットを一回り小さくしたことぐらいでしょう。

ソロキャンパーに適した大きさのファイヤーピットとなっています。

SPEC

サイズ:幅34.5㎝×奥行17㎝×高さ24.5㎝

重量:2.88㎏

耐荷重:約20㎏

フォールディングファイヤーピットとフォールディングファイヤーピットSを見比べている動画です。

大きさが一目でわかるので、選ぶときの目安になります。

出典:YouTube

燃焼構造が独特

モンベルのファイヤーピットは、他のアウトドアメーカーと姿かたちが違います。

上から見ればただの四角の箱。

横から見ればホームベースみたいな五角形の形をしています。

この五角形の形が燃焼効率を「グーン」と上げてくれます。

深めに設計された燃焼箱の側面をよく見ると、燃焼箱の底の方に空気孔が沢山あり、この空気孔が「ドラフト効果」を発生させるのに好都合な孔なのです。

ドラフト効果により、焚き火で安定した薪の燃焼が続きます。

ドラフト効果とは

炎で温めた空気が煙突に入ると外気との温度差によって浮力が高まり、強い上昇気流を生み出します。

この現象を「ドラフト効果」と言い、新鮮な空気がどんどん入ってくるため、温度が上昇して炎の勢いが増します。

次に気になるのが、側面にある斜めに空いている空気孔と、燃焼箱の内側にある小さな丸い孔です。

この穴は繋(つな)がっていて、「二次燃焼」を促(うなが)してくれます。

二次燃焼とは

一次燃焼の際に燃え切らなかった未燃焼ガスに、焚き火台の中で高温に温められた空気を吹き付けて再度燃焼させることをいいます。

「ドラフト効果」とか「二次燃焼」とか、よくわからない言葉が出てきましたが、簡単に説明するとこんな感じです。

モンベルのファイヤーピットは、効率よく薪が燃焼し続けてくれることで、煙や燃え残りが少ないという優れた焚き火台です。

ドラフト効果や二次燃焼についてもっと詳しく知りたい人は、この動画で確認してみましょう。

動画の中盤あたりに、図入りでドラフト効果や二次燃焼について説明されています。

出典:YouTube

 

「見定める‼」モンベルのファイヤーピットの良さを!

モンベルのファイヤーピットだけを見ていても、モンベルのファイヤーピットの良さが「ピン」ときません。

他のアウトドアメーカーのファイヤーピットと見比べることにより、初めてモンベルのファイヤーピットの良さが分かるものです。

他のアウトドアメーカーのファイヤーピットを、こっそり覗いてみましょう。

ラウンド ファイアピット / キャプテンスタッグ

出典:Instagram

ヨーロッパで焚き火をしてみたい。

そんな気持ちにさせてくれるのが、キャプテンスタッグのラウンドファイアピットです。

素材はスチールですが、風合いのあるブロンズカラーに仕上げていて、ヨーロッパに行った雰囲気を演出してくれます。

脚を広げて簡単に組み立てられ、持ち運びも簡単。

脚を畳んで収納している姿は、小学生が書いた空飛ぶ円盤の形にそっくりです。

焼き網が付属していますので、グリルとして使用できBBQなどを直ぐに楽しむことが出来ます。

木が爆(は)ぜる場合は、メッシュフードをかぶせて下さい。

火の粉の飛び散りを抑えてくれます。

SPEC

サイズ

使用時:外径560㎜×高さ400㎜

収納時:外径560㎜×高さ170㎜

重量:3.6㎏

材質:スチール

実際にラウンド ファイアピットを使っている動画です。

焚き火を楽しむだけなら、ラウンドファイヤーピットもありだと思います。

出典:YouTube

ファイアーディスク / コールマン

出典:Instagram

ファイヤーピットと言えば、コールマンのファイアーディスクの事をイメージする人は、多いのではないでしょうか。

それだけ有名なファイヤーピットなのです。

ファイアーディスクは、2017年にグッドデザイン賞を受賞しました。

オリンピックの聖火を採火する凹面鏡のようなシンプルなデザイン。

この凹面鏡のようなシンプルなデザインだからこそ、誰でも簡単に扱え、グッドデザイン賞を受賞できたのでしょう。

角がない丸い形なので汚れがたまりにくく、燃えカスやススを捨てやすく掃除も簡単です。

3本の脚を起こすだけで焚き火台としてすぐに使用でき、「シンプルイズベスト」という言葉がよく似合います。

サイズは大人数用のファイアーデスクと、ソロキャンパー用のファイアーデスクソロの2種類。

自分のキャンプスタイルに合わせてチョイスしましょう。

ファイアーデスクのSPEC

サイズ

使用時:直径約45㎝×高さ23㎝

収納時:直径約46㎝×高さ8.5㎝

重量:約1.6㎏

材質:ステンレス

耐荷重:30㎏

ファイアーデスクソロのSPEC

サイズ

使用時:直径約30㎝×高さ16㎝

収納時:直径約32㎝×高さ10㎝

重量:約0.62㎏

材質:ステンレス

耐荷重:25㎏

ファイアーデスクの説明動画です。

大きい薪も割らずに、そのまま投入できます。

出典:YouTube

炎卓/ReKNOT

出典:Instagram

なんて面白い形をしているファイヤーピットなんでしょう。

このファイヤーピットを扱っているブランドは、誕生したばかりの「ReKNOT(リノット)」です。

ReKNOTという社名には、「新しく結び直す=再構築」と言う意味が込められています。

炎卓は、ファイヤーピットの概念を再構築しました。

テーブルとしての使い方を、ファイヤーピットに追加しました。

真上から見ると円形ですが、その内側には正三角形の火床が設けられています。

火床で薪を燃やせば、当然のことですが炎卓全体がアツアツに。

その熱を利用し、丸形のテーブルの部分でクッカーの加熱をするのです。

クッカーとは

鍋やフライパンなどの携帯用の野外用調整器具のことで、 コッヘルともいいます。 

アウトドアでの調理や食事のために考えられた器具であるため、薄く、軽く、丈夫なところが特徴です。

ケトルを置いておけば、いつでもアツアツのお湯が使えますし、じっくり煮込む料理や保温が必要な場合にも役立ちます。

薪ストーブのような使い方ができるファイヤーピットとイメージすれば、分かりやすいでしょう。

もちろん、真ん中の正三角形の火床でも調理ができますよ。

専用の五徳などはありませんが、丸形のテーブルのおかげでどんな五徳や焼き網でも安定して置けます。

SPEC

サイズ:直径約40㎝×高さ28㎝

重量:約4㎏

素材:スチール

耐荷重:20㎏

炎卓の組み立てから使用方法まで説明した動画です。

キャンプ場で使用すれば、一目置かれることは間違いないでしょう。

出典:YouTube

 

【新作入荷】モンベルのファイヤーピットとは、どんなキャンプギア?:まとめ

まとめとしまして

  • 「知っていそうで知らない」ファイヤーピットとは?
  • 「他と少し違う」モンベルのファイヤーピット
  • 「見定める‼」モンベルのファイヤーピットの良さを!

を紹介してきました。

新規入荷したモンベルのファイヤーピットは、折り畳めることができ、燃焼効率が抜群のファイヤーピットだと分かりました。

燃焼効率の違いを体験するために、お持ちの焚き火台と、モンベルのファイヤーピットで焚き火をしてみては如何でしょうか。

どこの記事にも書かれていない、新しい発見があるかもしれませんよ。

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