スノーピーク 焚き火台

【スノーピーク】「 焚き火台」 と「囲炉裏テーブル」を徹底解説

スノーピークの焚き火台と囲炉裏テーブルは、どの様なものがあるのですか?

そんな疑問にお答えします。

アウトドアメーカーの老舗スノーピークは、「老舗だから焚き火台や囲炉裏テーブルを、数多く扱っているだろう」と、私は思っていました。

実は、そんなことはなかったのです。

焚き火台も、囲炉裏テーブルも3種類だけ。

取り扱っている種類は少ないですが、どのアイテムも使いやすさにこだわった作りになっています。

そこで今回は、スノーピークが取り扱っている焚き火台と、囲炉裏テーブルについて詳しく紹介していきます。

ざっくり言うと

  1. スノーピークの焚き火台の概要
  2. スノーピークの囲炉裏テーブルの概要

を、知ることができます。

最後には、スノーピークの焚き火台や、囲炉裏テーブルに足すだけで、利便性が向上するアイテムも紹介しています。

読んでいる最中に気になったアイテムがありましたら、メモに書き留めておいて下さい。

 

スノーピークの焚き火台は、「スタイルに合わせて選択‼」

スノーピークの焚き火台は、王道と言われているモノから、最近取り扱い始めたモノまでキャンプスタイルに合わせて選べるようになっています。

スノーピークは、私たちが使いやすいようによく考えて、焚き火台を作っていました。

焚き火台

 

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スノーピークの代表的な焚き火台は、ずばり「焚き火台」と言います。

もう少し、ネーミングにひねりが欲しかった焚き火台ですが、サイズは、S・M・L・LLの4種類。

つまり、人数によって焚き火台を選べるということです。

ソロキャンパーには、一番小さいSサイズを。

3〜4人用はM、5〜6人にはLサイズと言った感じに。

すなわち、人数によって焚き火台を変えても、組み立て方の違いや、使い方の違いで生じる煩(わずら)わしさをなくし、いつもと変わらずに焚き火ができるということです。

1台だけと言わず、Sサイズ1台、Lサイズ1台といった感じで、サイズを変えて2つぐらい持っていたい焚き火台です。

SPEC

焚き火台S 焚き火台M 焚き火台L 焚き火台L
サイズ 285㎜×285㎜×205㎜ 350㎜×350㎜×248㎜ 450㎜×450㎜×300㎜ 633㎜×633㎜×440㎜
収納サイズ 350㎜×410㎜×25㎜ 450㎜×515㎜×32㎜ 560㎜×640㎜×32㎜ 810㎜×882㎜×41㎜
重量 1.8㎏ 3.5㎏ 5.3㎏ 11㎏
材質 ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス

元スノーピークの社員が、焚き火台について熱く語っている動画です。

焚き火台に有った方が良い、オプション品も紹介しています。

元社員だけあって、色いろな情報をもっていて勉強になりますよ。

出典:YouTube

焚き火台SR

 

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スノーピークの焚き火台と言えば、少し前までは上で紹介した「焚き火台シリーズ」だけでした。

しかし、20年ぶりに新しい焚き火台が誕生します。

それが、「焚き火台SR」です。

焚き火台シリーズと違い、設営は少し手間がかかります。

脚を本体に取り付けたり、ベースプレートに組みあがった焚き火台SRを取り付けたりと。

焚き火台Sより一回り小さいサイズで、市販の薪は焚き火台SRからはみ出てしまい、多くても2〜3本入るかどうか。

なぜ、こんな手間がかかる焚き火台なのですか。

それは、焚き火台SRは、ビギナーキャンパーよりブッシュクラフト好きなキャンパー向けだからです。

ブッシュクラフトとは

森などの自然環境の中における「生活の知恵」の総称で、自然の中で生活していく行為そのものや、生活に必要な技術のことを指します。

調理に必要な箸やお皿まで、すべて現地調達や自分が現地で作りキャンプを行います。

すなわち、大自然で創意工夫しながらキャンプを楽しむ人のための焚き火台なのです。

キャンプの技術を高めるには、もってこいの焚き火台ですね。

SPEC

サイズ

使用時:480㎜×265㎜×385(h)mm

収納時:455㎜×265㎜×60(h)㎜

重量:4.3㎏

素材:ステンレス

焚き火台SRをゲットする前の注意点を、紹介している動画です。

実際に使用していますので、とても貴重な情報です。

ゲットする際の判断基準にしてみて下さい。

出典:YouTube

フローガL

 

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「未来から来た箱のようだから、今日から君はフューチャーボックスと名付けよう。」

と、言いたくなるような形をしているフローガL。

フローガLは焚き火台ではなく、焚き火台の上に装着して焚き火を効率よく行うアイテムです。

使い方はカンタン。

焚き火台Lの上にフローガLを、ただ置くだけです。

なぜ、フロガーLを使うの?

使うメリットは何ですか?

それは、フローガLが2次燃焼を促(うなが)し、薪を効率よく燃やしてくれるからです。

2次燃焼については、この記事に詳しく書いてあります。

合わせて読みますと、フローガLの凄さが理解できます。

2次燃焼のおかげで、灰が少なくて済みますし、焚き火特有の匂いや白い煙を減少させることできます。

焚き火の独特の匂いは、キャンプ場では気づかないですが、帰りの車に入った瞬間などに匂って気づくもの。

フローガLを使用すれば、匂いを軽減できますので、匂いを気にせず焚き火を楽しむことができるでしょう。

SPEC

サイズ

使用時:475㎜×475㎜×90(h)㎜

収納時:195㎜×395㎜×180(h)㎜

重量:4.8㎏

素材:ステンレス

フローガLを装着して、焚き火を行っている動画です。

フローガL装着前、装着後の焚き火の煙の様子がわかり、「こんなに違うのか」と驚かされます。

出典:YouTube

スノーピークの焚き火台について理解度を深めるには、下記の記事が最適です。

ぜひ、合わせて読んでみて下さい。

 

スノーピークの囲炉裏テーブルは、家キャン用?

スノーピークの囲炉裏テーブルは、持ち運びができるタイプ1種類と、ご自宅のお庭で固定して使った方が良いタイプ2種類の合計3種類あります。

持ち運びができるタイプは、キャンプ場で見たことがあるのではないでしょうか。

残り2種類は、ご自宅でも焚き火を楽しめる囲炉裏テーブルでした。

ジカロテーブル

 

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焚き火の周りを囲んだジカロテーブルの上に、マシュマロや、ウインナーなどを置いて下さい。

そうすると、自然に人がよってきます。

それは、ジカロテーブルが「火を中心にみんなが集まれるように」と、設計されているからです。

すなわち、コミュニケーションをとれる場所をキャンプ場に提供してくれるのです。

また、みんなが楽しめる時間をつくれるように、設営時間を出来る限り短くしました。

ジカロテーブルの設営は、

  1. 天板に脚をはめる。
  2. 脚をはめたテーブルを連結させる。

の2ステップだけ。

慣れれば、小学生でも設営できるほどにカンタンです。

組み合わせ方次第では、四角だけではなく卍の形にもなります。

色々と組み合わせて、自分オリジナルのテーブルを作ってみてもいいですね。

「メリットしかない」と、思ってしまいそうなジカロテーブルですが、デメリットも当然あります。

それは、重たいということ。

重量は米袋1つの重さに匹敵する、10.5㎏。

女性一人で持つには、少し重たすぎますね。

SPEC

サイズ

焚き火台L使用時:1,120㎜×1,120㎜×400(h)mm

剛炎使用時:890㎜×890㎜×400(h)mm 

収納時:745㎜×170㎜×400㎜

重量:10.5㎏

素材:ステンレス

タープ内にジカロテーブルを配置した動画です。

カッコイイの一言で、真似したくなります。

出典:YouTube

ガーデン焚火テーブル

出典:instagram

庭に常設することを前提とした囲炉裏テーブルが、2022年に発売されました。

その名は、「ガーデン焚き火テーブル」です。

先程紹介したジカロテーブルとは違い、収納性や軽量性はありませんが、耐久性や堅牢性(けんろうせい)に優れています。

すなわち、ご自宅のお庭に常備しておいて、気が向いたら直ぐに焚き火ができるということ。

焚き火台や囲炉裏テーブルを準備する手間が、かかりません。

サイズはLサイズとLLサイズの2種類。

Lサイズには焚き火台Lが、LLサイズには焚き火台LLがピッタリフィットします。

SPEC

Lサイズ LLサイズ
サイズ 1200mm×1200mm×400(h)mm 1500mm×1500mm×405(h)mm
重量 35kg  46kg
材質 ステンレス ステンレス

2022年に発売されたアイテム達の動画です。

一番初めにガーデン焚火テーブルがでてきますが、ガーデン焚き火テーブルより値札に目が行ってしまいました。

出典:YouTube

ガーデンユニットテーブル ウッドトップセット

出典:Snow peak公式HP

ガーデンユニットテーブル ウッドトップセットは、ガーデン焚火テーブルと一緒でお庭に設置するタイプの囲炉裏テーブルになります。

その時に気分に応じて天板や調理器具をレイアウトできる「アイアングリルテーブル(IGT)」という、ユニットシステムがスノーピークにあります。

IGTの利便性を日常で、最も自然に近いガーデンに設置する。

設置することで、「家族や仲間がより楽しく、より贅沢な時間を過ごしてもらいたい」と思いが、ガーデンユニットテーブルを開発しました。

ご自宅のお庭に置いても違和感がないイタウバ材を採用し、見た目にも配慮しています。

すなわち、ガーデン焚火テーブル同様、思い立った時にすぐにBBQなどができるのです。

しかも、誰一人として仲間はずれを作らずに同時に4つの料理をつくれる優れもの

青くすみきった空の下、ガーデンユニットテーブル ウッドトップセットを囲んでBBQをする。

ご飯は、BBQだけではありません。

ダッチオーブンで炊いた白飯、鉄板で焼いた分厚いお肉もあります。

みんなで一斉に「いただきます」。

お庭でキャンプと同じように楽しい時間を過ごしている風景が、目の前に思い浮かびますね。

キャンプ場に行かなくても、ご自宅でキャンプ気分が味わえるのも良いものです。

SPEC

サイズ:900㎜×1,420㎜×700(h)mm

重量:36.5㎏

素材

フレーム:ステンレス

天板:イタウバ

焚き火台+囲炉裏テーブル+〇〇

焚き火台と囲炉裏テーブルの組み合わせだけでは、ちょっと寂しいです。

ワンアイテムを足して、ワンランク上のキャンパーを目指しましょう。

もちろん、そのワンアイテムは単体でも十分に使えますよ。

和鉄ダッチオーブン26/スノーピーク

 

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出典:Instagram

和鉄ダッチオーブンは、「ダッチオーブン=重たい」というイメージを覆(くつが)したダッチオーブンです。

新潟県燕三条の鋳物(いもの)成形技術で肉厚を従来より薄くすることにより、重量を軽くすることに成功しました。

鋳物は、熱伝導率に優れた金属です。

和鉄ダッチオーブン26で作った料理は、食材に均等に熱を通し、「ふっくら、もっちり」の触感にしてくれるのです。

すなわち、料理が上手な人はよりおいしく、そうではない人はそれなりの料理が作れます。

和鉄ダッチオーブン26は、他のダッチオーブンと違いポット+スキレット+蓋(ふた)の豪華3点セットです。

ポット+スキレットで普段通りの使い方を。

ポットにスキレットを逆さまに重ねると、ダッチオーブンの容量が大きくなり、丸鶏などの大き目の食材も余裕をもって調理ができます。

嬉しことに和鉄ダッチオーブンは、IHにも対応。

ご家庭で、和製ダッチオーブンを使い調理ができるということです。

ということは、キャンプ行く前にご自宅で調理をして、キャンプ場は温めるだけと言った使い方ができるのです。

囲炉裏テーブルとの相性は、バッチリ。

1つ持っていても、損はありませんよ。

SPEC

サイズ

リッド:W316㎜×D268㎜×H56㎜

スキレット:W316㎜×D268㎜×H58㎜

ポット:Φ(直径)268㎜×H120㎜

重量:7.9㎏

素材

本体:ダクタイル鋳鉄

つる:ステンレス

和製ダッチオーブン26を利用して、アクアパッツァを作っている動画です。

「普段つくらない料理にも挑戦できる」。

そんなことを思わせてくれる動画です。

出典:YouTube

オガライト

 

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出典:Instagram

薪の代わりや、BBQなどでよく使われるようになったオガライト。

オガライトは、粉末の木質材料(オガ粉)を加熱、加圧して成形したものです。

つまり、材木を加工する際に出るおがくずや木材チップを固めて作った人工燃料なのです。

捨てる予定だった素材を使用した、とてもエコなアイテム。

すなわち、オガライトを使用すれば知らず知らずのうちにSDGsに関わっているのです。

薪より火が付きやすく火力も抜群で、必要な分だけ購入できるのも嬉しいポイント。

一番の特徴は、爆跳(ばくちょう)つまり、薪が飛び散ることが起きなく、煙が殆どでないということです。

安全に焚き火ができ、焚き火の煙の匂いに悩まされなくなるのです。

薪もいいですが、たまにはオガライトを使用してみて下さい。

キャンプ飯が、いつもより早く作れますよ。

スノーピークの焚き火台を使用して、オガライトを燃やしている動画です。

オガライトの燃え方が、よくわかります。

出典:YouTube

いつかのタープTC/DOD

出典:Instagram

スノーピークもタープは取り扱っていますが、火に弱い(溶けてしまう)素材を使用しています。

そこで登場するのが、DODのいつかのタープTCです。

DODのいつかのタープTCは、火に強い素材ポリコットンで作られたタープですのでタープの下で何も気にせず焚き火ができるのです。

夏のカンカン照りの日でも、タープの下は大きな日陰を作ってくれますので、熱中症の心配せず焚き火を行えます。

大きさは、ファミリーキャンプでテーブルを置いてくつろぐのに、ちょうどいいサイズ。

スノーピークの焚き火台+囲炉裏テーブルを設置すれば、もうそこは、大自然を楽しめる青空レストランです。

タープについて詳しく知りたい人は、この記事がおすすめ。

合わせて読んでみて下さい。

SPEC

サイズ

使用時:W42cm×D410cm×H23cm

収納時:W67cm×D17cm×H17cm

重量:8.3㎏

素材:ポリコットン

カラー:カーキー・ブルーグレー・ブラック・タン

いつかのタープの下で、焚き火をしている動画です。

暗闇の中に焚き火の火だけが映る景色は、幻想的です。

出典:YouTube

火吹き棒/スノーピーク

出典:Instagram

私は、「火吹き棒なんていらない。」と、思っていました。

しかし、友人の持っている火吹き棒を使ったとたん、そんな考えはどこか吹っ飛びました。

火起こしが、とてもカンタンにできたのです。

火をおこす際、うちわなどで風を送り込んで、火をおこすのが一般的。

うちわを使えば一度に大量の空気を送れる反面、灰や火の粉が飛んできます。

灰や火の粉が熱いままテントについたら。

もう答えは、出ていますね。

テントに穴が開いてしまいます。

しかし、火吹き棒を使えばそんな問題もすぐに解決。

火元めがけてピンポイントで空気を送れるため、灰や火の粉が飛ばず火を大きくすることができるのです。

しかも、スノーピークの火吹き棒は、火の粉や煙を吸わないようにする逆止弁付き。

すなわち、お子様でも安全に火をおこせるということ。

火育させるには、もってこいのアイテムです。

火育とは

火を身近で体験したことのない子どもが、火の扱い方や特徴を実践的に学ぶことです。

正しい火扱い方を身につけること。 「生活を豊かにする力」を育みます。

二段階式でスマートに収納できますので、1本は持っていたいキャンプギアです。

火吹き棒について詳しい事を知りたい人は、この記事を読んでみましょう。

新たな発見があるかもしれませんよ。

SPEC

サイズ

使用時:30㎜×58㎜×875(h)㎜

収納時:30㎜×62㎜×450(h)㎜

材質:ステンレス・竹集成材

重量:310g

スノーピークの火吹き棒について、詳しく解説した動画です。

この動画を見れば、火吹き棒の使い方をマスターできます。

出典:YouTube

【スノーピーク】「 焚き火台」 と「囲炉裏テーブル」を徹底解説:まとめ

まとめとしまして

  • スノーピークの焚き火台は、「スタイルに合わせて選択‼」
  • スノーピークの囲炉裏テーブルは、家キャン用?
  • 焚き火台+囲炉裏テーブル+〇〇

を、ご紹介してきました。

スノーピークの焚き火台や囲炉裏テーブルは、洗練されたキャンプギアだとわかりました。

洗練されたスノーピークの焚き火台や、囲炉裏テーブルにワンアイテムを足せば、キャンプが今以上に快適になること間違いありません。

スノーピークの焚き火台や囲炉裏テーブルをよりよくするアイテムを探し、実際に試してみるのもいいですね。

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