販売されている焚き火台は様々ありますが、みなさんは何を基準に焚き火台を選びますか。
焚き火台の使用人数、組み立て方が簡単、持ち運びが便利、見た目がカッコイイなどさまざまな理想や基準がありますよね。
今回は焚き火台の中でも、人気が高いピコグリルの魅力を語っていきます。
とにかく凄いです。とくにソロや少人数で焚き火をする方は必見です。
目次
ピコグリルとはどんな焚き火台
ピコグリルとは、1983年にスイスで設立されたSTC社の焚火台です。
- ステンレスの薄い板でできているため、軽量で高品質。
- 持ち運びにも注目された設計になっているため、とてもコンパクト。
- ソロで焚き火をする際にとても重宝。
- 組み立て方もとてもシンプル。
とても洗練され、シンプルで扱いやすい焚き火台になっています。
このピコグリルは薪も置きやすく、火もつけやすい。燃焼もとてもよかったです。
ピコグリルの魅力
ここではピコグリルの魅力をご紹介していきますので、参考にしてください。
1 薄くて軽いのでどこにでも持っていける
『ピコグリル398』ですと、重量が448gと一般的な焚き火台よりも軽量です。
収納時はすべて平らに折りたたむことができ、尚且つ専用の収納ケースに入れると厚みは約1㎝、大きさもA4サイズになります。
かなりコンパクトになるのでソロキャンプの時には毎回使用しています。
『ピコグリル760』ですと、重量が740g。収納時の大きさもA3サイズです。大人数やファミリーキャンプ向けの大きいサイズになっています。
2 大きめの薪が載せられる
組み立てると横に大きく広がるためキャンプ場で販売されている薪をそのまま載せることができます。
他の販売されている焚き火台ですと、薪をカットすることが必要な物もあるので、その分手間を省くことができます。
3 燃焼効率が優れている
ステンレス製の底が「く」の字にくぼんでいたり、スリットが入っているため空気の通り道がきちんと確保されている構造になっています。
そこに大きな薪を載せることができるのでガンガン燃やすことができます。
中央がくぼんでいるため、そこから着火することが簡単です。
4 調理にも使うことができる
別売りの『スピット(串)』を使えば調理もできます。
鍋ややかんを載せたりスピットに食材を刺して串焼きをすることができます。
5 組み立てが簡単にできる
説明書がいらないぐらい簡単に組み立てることができます。
組み立て方
- 足を組み立てる。
- 2枚のステンレス板を『く』の字型にはめ込みます。
- フレームと合体させます。
この3工程で焚き火台を完成することができます。
6 片付けが楽
燃焼効率がいいので、燃えカスが少なく、軽量なためキャンプ場の灰を捨てる場所に焚き火台ごと運ぶことができるので、片付けがとても楽です。
焚き火の片付けは少し面倒だと思いますが、ピコグリルを使うと簡単にすることができました。
ピコグリルの種類
ピコグリルには全部で4種類の焚き火台があります。
ピコグリル85
ソロで焚き火をするときに丁度いい大きさで、ステンレス板が円形になるので置く際に安定しています。
薪を入れる前だと風で動いてしまうぐらい軽いですが、持ち運ぶ際とてもコンパクトになりますので便利です。
このタイプですと薪ストーブとしても便利ですよ。
次の動画をご覧ください。焚き火をしながらコーヒーを頂く。
理想的な休日の過ごし方ですよね。
ピコグリル239
こちらはピコグリル85と同型ですがサイズが大きくなっています。
ですので、複数人で焚き火をするときにおすすめです。
薪を立てていれる形ですので、上に立ち上がる炎を楽しむことができます。
組み立て方が簡単すぎで、びっくりしますよ。
ピコグリル398 今回のおすすめ
4種類あるピコグリルの中で一番人気があります。
薪は組みやすいですし、燃焼している面積が広いため、調理をすることもできます。
別売りの『スピット(串)』を使い串焼きが出来たり、串を五徳代わりに使用し焼き網を載せて網焼きを楽しむこともできます。
次の動画で使い方を説明してますので、ご覧ください。
現在アマゾンと楽天市場ではピコグリル398は販売されています。
ピコグリル760
ピコグリル398の大きいサイズになります。
焚き火をして、しっかり焚き火飯を楽しむことに適しています。
薪を置くところが横に広がっているので、幅のある焚き火を楽しむことができます。
少人数での焚き火を楽しむこともできますよ。
小さすぎず大きすぎず、どの種類の調理をしようか考えるだけでも楽しみです。
楽天市場ではピコグリル760が販売されています。
名前の後ろについている数字は、サイズとデザインの違いを表しています。
大きい数字ほどサイズが大きい焚き火台ということです。
デメリット
魅力的な所をお伝えしてきましたが、ここでデメリットもお伝えします。
構造上燃焼効率がいいため、燃えだすと薪を載せるだけで、焚火が楽しめます。
=手をあまり加える必要がないため、焚き火好きの方には、少々物足りなさがあります。
薪の組み方は、並列型が主になります。
=薪を組んで楽しむことができないため、薪を組みたい方は、他の焚き火台をオススメします。
ステンレス板がペラペラに薄く、軽いです。
=ヘリなどでケガをする恐れがありますので、組み立てる際は軍手などをはめましょう。
ピコグリル398・760を使う際
- ステンレス板にスリットが入っているため、燃えカスなどが下に落ちます。
- 薪を置く位置が地面に近いため、熱が地面に伝わりやすいです。
そのため、焚火台シートや灰受けプレートを敷くことをオススメします。
- ステンレス板が熱と重さでゆがみます。
繰り返し使用していると薪を載せるステンレス板が熱と薪の重さで変形してきます。
変形が大きくなると柱部分に板がハマりにくくなったり、重い薪を載せると板が外れやすくなります。
- 薪を載せるプレートの部分の耐荷重は5kgぐらいです。
広葉樹なら1~2本、針葉樹だと3~5本ぐらいと考えておいてください。
- 焚き火台がフラットに近い構造です。
強い風などで火の粉が舞うことがありますので、風よけなども用意しておくといいでしょう。
焚き火台はピコグリルで決まり!その魅力を徹底的に公開します!:まとめ
ステンレスの薄い板でできているため、軽量で高品質。
持ち運びにも注目された設計になっているため、とてもコンパクト
組み立て方もとてもシンプル。
などとても魅力ある焚き火台で、おすすめされる理由がわかりますよね。
是非ソロで焚き火やキャンプ飯など、いろいろチャレンジしてみてください。