今回はそんなお悩みにお答えします。
焚き火は好きだけど、面倒くさい。わかります。これはもう誰もが一度は感じたことのあるお悩みではないでしょうか。
面倒くさいと思ってしまうと、別にやらなくてもいいかという日が多くなり、焚き火から遠ざかってしまいます。
でも、こんなに癒される焚き火をしないなんて勿体ない!
ではなぜ、焚き火を面倒に感じてしまうのか。どうすれば面倒に感じないのか。
今回は面倒くさい焚き火を少しでもラクに楽しく出来るアイディアをご紹介します。
これを読み終わるころにはきっと、焚き火がしたくてウズウズしてきますよ。
目次
焚き火が面倒くさくなる理由
焚き火が面倒臭くなる理由はいくつかあると思います。
準備、片付け、火つけ、匂いなどなど、人それぞれではありますがこの辺が一番面倒くさいと感じるポイントではないかと思います。
なかでも後片付けが一番面倒に感じるのではないでしょうか。
後片付けと一括りにしていますが、そのなかには次のようなことが含まれています。
- 燃えカス(灰)の処理
- 汚れた焚き火台の手入れ
- 組み立て式の焚き火台は分解して収納
などではないでしょうか。どれもこれも簡単ではないですよね。
キャンプ場によっては灰を処分出来る場所もありますが、処分する所がなければ持ち帰らなければいけません。
汚れた焚き火台なんて触ることすら嫌になりますよね。
組み立て式の焚き火台は、コンパクトになるのはいいのですがそれをまたコンパクトに片づけることが面倒ですよね。
準備は楽しいのに、いっつも片付けになると途端にやる気がなくなっちゃうんですよ。
だからキャンプに行っても焚き火はしない。なんて人も居るそうです。
実は私も時々そうなんです。焚き火はしたいけど、片づけることを考えると今日はいいかなぁなんて思って焚き火をしないこともしばしば。
キャンプの醍醐味でもある焚き火をしないなんて、そんなの勿体ないですよね。
焚き火の片付けが楽になるアイディア
片付けがラクになれば、焚き火をするハードルはグッと下がるでしょう。
チェックアウトの時間もあるし、あまり焚き火台の片付けに時間をかけていられませんよね。
そこで焚き火の後片付けがラクになるアイディアをご紹介します。
焚き火台にアウトドア用のアルミホイルを敷く
これは本当に効果的ですよ。
私も使っていますが、アウトドア用のアルミホイルを焚き火台に敷いて使うと灰を片づける時に本当にラクです。
丸めて捨てることが出来るので、灰処理場がなくてもゴミのなかに入れて捨てられるのでおすすめです。
更に、焚き火台も汚れにくいので、焚き火台をいちいち洗ったり拭いたりする手間がなくなり片付けが本当にラクになります。
アルミホイルを使う前までは使い終わった焚き火台を拭いたり、毎回ではないですが洗ったりしていて結構面倒くさかったんですよ。
でも、このアルミホイルを使うようになってからは片付けが本当にラクになりました。
ロゴス お掃除楽ちんシート
これは私が実際に使っているホイルなのですが、丈夫で長さもあるので重宝しています。
普通のアルミホイルだと、熱に耐えきれなくて溶けてしまうんですよね。
なので、アウトドア用のアルミホイルを使うことを強くおすすめします。
組み立てが簡単な焚き火台に変える
料理も出来る焚き火台を持っている方は多いとおもいます。我が家もそうです。
やっぱりバーベキューもしたいし、焚き火もしたいしとなると網を乗せればバーベキューが出来る焚き火台は魅力的なんですよね。でもその分片付けが大変になります。
料理はガスで調理する。という方は焚き火だけ出来るようにメッシュの焚き火台を使ってみてはいかかでしょう。
メッシュの焚き火台はコンパクトなのは勿論ですが、灰を捨てる際にもメッシュがたわむのでこぼしてしまう心配もなく、片付けがラクに出来ます。
また、通気性もいいので火付きもよく、燃焼効率も高いです。
燃焼後は冷めるのも早いのでステンレスの焚き火台に比べて冷めるのを待つ時間が各段に違います。
朝に焚き火を楽しみたいけど、片づける時間を考えると出来ない。と諦めていた方にはぜひおすすめしたいですね。
Sitengle 焚き火台メッシュ
こちらの商品は、コンパクトで軽量、更にメッシュシートが2枚付いているのでかなりおすすめです。
メッシュの網目も細かいので、灰がほとんど下に落ちないのも魅力的です。
DOD 秘密のグリルさん
でもやっぱり料理も焚き火でしたいという方にはこちらの商品がおすすめです。
この商品のすごいところは、メッシュの焚き火台でありながらそのまま料理も出来るんです。
軽量、コンパクト、簡単と三拍子揃った優れもの。
メッシュの良いところはそのままに、更に料理まで出来るようになっているなんて、面倒くさがりな私には願ってもない一品ですね。
火消し壺を使う
火が消えるまで待たなければいけないのもまた、焚き火が面倒に感じる理由の一つですよね。
火が消えるまで待ち、その後に片づけるなんて面倒くさいの極みだと感じる私は本当にズボラキャンパーだと実感しています。
キャンプをこよなく愛する方々には怒られてしまいそうですが、この感情は事実なのです。
だって早く寝たいのに火が消えてないから寝れない、朝だと片づけなきゃいけないのにまだ火が消えてないから片付かない。
そんなの面倒臭くて焚き火もしなくなっちゃいますよね。
そんな時に役に立つのが火消し壺。
火消し壺の中に燃え残った炭などを入れてしまえば酸素がなくなり素早く火が消えるという画期的なアイテム。
更に、火消し壺に入れた炭は再利用することが出来るんですよ。
消火も出来るし、再利用も出来るのは有難いですよね。
火消し壺に燃え残りを入れてしまえば後片付けもラクに出来るようになります。
OUTBEAR ステンレス火消し壺
こちらの商品は、ステンレス製の火消し壺です。
布袋も付属しており、炭で壺が汚れてしまっても気にせず持ち運びができるので便利です。
サイズもSサイズとMサイズがあり、Sサイズでソロ~2,3人用、Mサイズでファミリー用と選べるところもおすすめポイントです。
焚き火がもっと楽しくなるアイディア
片付けがラクに出来る方法がわかったらなんだか焚き火がしたくなってきましたね。
これで焚き火をすることが億劫に感じることもなくなり、焚き火を楽しみたいと思えるでしょう。
それでは、焚き火がもっと楽しくなるアイディアをご紹介します。
薪の組み方を追求してみる
焚き火は奥が深いものだと思います。
ただ炎を見ているだけで癒され、心を穏やかにしてくれる。
単に暖を取るだけの手段ではないというのを、焚き火をするたびに私は感じます。
そんな焚き火にこだわりを持つことで更に焚き火が楽しくなることでしょう。
まずは薪の組み方を追求してみませんか?
薪はただ乗せればいいだけではありません。
組み方次第で燃焼の仕方も変わり、様々な焚き火を楽しむことが出来るでしょう。
『並列型』
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枕木の上に並列に薪を並べるやり方で、薪の安定も良く火力も安定しやすいので調理向きな組み方です。
『井桁(いげた)型』
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漢字の『井』の字型に薪を組むやり方で、キャンプファイヤーなどで使われる組み方です。
この形は真ん中の穴が煙突効果を発揮し、炎が高く上がるのが特徴です。
火力が強いので調理よりも暖を取るのに最適です。
ただ、燃焼効率がいいので薪が短時間で燃え尽きてしまうので長く楽しむのは難しいでしょう。
『合掌型・開き傘』
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こちらは傘を開いたような形に組むのが特徴。
中央に燃えやすい枝などを置いてそこから燃やしていくやり方。
ゆっくりと弱火で燃えていくので長くのんびりと焚き火を楽しむことが出来ます。
また、高さがないので調理をすることも出来ますが、火力は弱いのでじっくりコトコト煮込む料理などには最適でしょう。
真ん中から燃えて行くので、少しずつ中へ薪をずらさないと最後は焚き火台から落ちてしまうので注意が必要です。
『合掌型・閉じ傘』
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こちらは先ほどの開き傘の逆で傘が閉じたような形をしています。ティピー型とも言います。
こちらは高さがあるので一度火が付くと燃焼効率はいいのでやはり暖を取るのに最適でしょう。
火付きが悪いのが少し残念なポイントですが、それさえも楽しめるほどになればこれはもう完全な焚き火マスターと呼べるでしょう。
スウェーデントーチを使ってみる
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スウェーデントーチをご存じですか?
スウェーデントーチとは、丸太に切り込みを入れてその切り込みに火を付けて楽しむ焚き火のことです。
使いにくそうに感じる丸太ですが、意外とそんなことないんですよ。
スウェーデントーチの上に鍋などを置けば調理も出来るし、薪割の必要もないし、わざわざ薪を足す必要もないからラクに焚き火も出来るし、見た目も豪快。
大きさにもよりますがだいたい1時間~1時間半位は燃焼しますし、キャンプ場の売店で販売している所も結構あります。
私もキャンプ場に売ってる時はスウェーデントーチを買って使うことがあるのですが、やはりいつもと違う焚き火の雰囲気に癒されますし、子供たちも丸太を燃やしている豪快さでなのか大興奮します。
いつもと違った焚き火をするのも、マンネリしがちな焚き火スタイルに変化をもたらすいい材料になりますよね。
もし、マンネリしているなと感じていたら是非、スウェーデントーチを使ってみてください。雰囲気が一変しますよ。
焚き火が面倒くさい!片付け方次第で焚き火はもっとラクに楽しくなる!まとめ
焚き火の後片付けをラクにするアイディアと、焚き火を楽しむアイディアついてご紹介しました。
焚き火が面倒くさいのではなく、きっと片付けなどが面倒くさかったのではないでしょうか?
でもこれらの方法で少しでも片付けがラクになれば、きっと今まで以上に焚き火を楽しむことが出来るようになるでしょう。
焚き火はいくらでも楽しみ方があります。これからも焚き火の奥深さを追求していきたいと思います。
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