そんな疑問にお答えします。
突然ですが、クイズです。
ユニフレーム、キャプテンスタッグ、スノーピーク、この3つの共通点は何でしょうか?
答えは、3社とも新潟県燕三条(にいがたけんつばめさんじょう)という地域に本社があるという事です。
聖域で作られたユニフレームの焚き火台は、使い勝手が抜群です。
使い勝手が抜群でも、不満が無いわけではありません。
そんな不満も、この記事を読めば「サクッ」と解決してくれます。
また、心が躍(おど)る改造も載せました。
ワクワクしながら、最後まで読んでみて下さい。
目次
「ボルトとナット」だけで、ユニフレームの焚き火台を改造
私も愛用しているユニフレームの焚き火台は、使い勝手抜群です。
あえて1つだけ不満を言うと、焚き火台とグリルの隙間が狭くて薪を入れにくい事です。
炭は火力が弱いので、薪の強い火力が欲しい時もあります。
薪の火力が欲しくなったら、ボルトとナットで焚き火台を改造してみましょう。
改造内容
用意するもの
M12×100 ステンレスボルト 4本
M12 ステンレスナット 4個
改造手順
- ステンレスナットにステンレスボルトを入れる。
(ナットとボルトの頭の隙間が50㎜以下になるようにする。) - 焚き火台のスタンドのパイプの先端に1のボルトを入れる。
- ボルトの頭にグリルをのせて完成。
注意ポイント
ナットとボルトの頭の隙間が50㎜以上になると、グリルがのらない可能性があります。
丁寧に改造方法を説明している動画です。
注意点も述べていますので、とても参考になります。
出典:YouTube
六角ボルト
ステンレス製なので錆(さび)に強く、何回も使用できます。
全ねじですので、根元までボルトをねじ込むことができます。
六角ナット
購入個数が10個と最小単位で購入できます。
ちょっとした改造が、焚き火台の利便性を向上させてくれます。
【パワーアップ‼】ユニフレームの焚き火台にアイテムをプラス
アイテムを足して、ユニフレームの焚き火台を改造してみましょう。
純正オプションパーツを装着。
他のアウトドアメーカーのアイテムも足しちゃえ。
プラモデルを作っているようで、ワクワクしながら改造ができます。
FGハンガー/ユニフレーム
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キャンプ飯を作っている時、「トングはどこに置いたっけ?」という経験はありませんか?
そんな時は、ユニフレームの純正オプションパーツ、FGハンガーを使ってみましょう。
トングを置く場所が、あっという間に出来てしまいます。
改造手順
純正品のオプションパーツですので、設置がカンタンです。
ポイント
耐荷重が1㎏ある為、トングのほかにハサミや火ばさみなどもかけておけます。
FGハンガーは焚き火台の中に入る大きさの為、収納場所を取りません。
キッチンラックM/ニトリ
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「お値段以上のニトリ」でユニフレームの焚き火台を改造してみましょう。
五徳(焚き火台とグリルの距離を取る道具)として使用します。
コストが優れていますので、お財布に優しい改造です。
改造手順
ピッタリと焚き火台にはハマりませんが、安定性には問題ありません。
折りたたみ式なので、保管場所にも困りませんし、運びやすいので大変便利です。
ニトリのキッチンラックを使用して改造した動画です。
動画ではキッチンラックNTですが、キッチンラックMの方がユニフレームの焚き火台にフィットします。
出典:YouTube
ニトリのアイテムは、店頭、もしくは公式オンラインショップでしか取り扱っていません。
参考までにニトリのオンラインショップのURLを載せておきます。
ファイアーボウル/ペトロマック
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調理をする場所をもっと確保したい。
そんな時は、ペトロマックのファイヤーボールを使ってみましょう。
調理範囲が広くなり、調理がはかどります。
改造手順
ユニフレームの焚き火台と、ペトロマックスのファイヤーボウルの高さの差を利用した改造です。
ファイアーボウルをグリルとして使用する前に、やる事が1つあります。
それは、シーズニングという作業です。
シーズニングとは
2つ目的があります。
- 工場出荷時に錆防止(さびぼうし)のためついている油を、取り除く作業。
- 錆びや焦げ付きを防ぐ事。
カッコよく言うと、「フライパンを育てる」です。
シーズニングを行わないで食べ物を焼くと、食べ物が油クサく、変な味がします。
シーズニングのやり方を記載しておきますね。
シーズニングのやり方
- 製品を熱湯で綺麗に洗い、完全に乾かす。
(食器用洗剤で洗うとさらに良いです。) - サラダ油を、底面がカバーできるまで注ぐ。
- 火にかけ、油が熱くなったら小さじ一杯の塩を加える。
- 油と塩が混ざったものを、底面以外のすべての表面に塗る。
- 鉄板の色が暗くなり、膜が形成されていることが分かったら油を捨てる。
- 鉄板が冷めたら、熱湯で洗い完全に乾かす。
- 乾いたら薄く油を塗る。
手間がかかりますが、シーズニングは大事な作業です。
一番初めの作業をしっかり行うことが、道具を長持ちさせるためコツ。
気合いを入れて行いましょう。
シーズニングのやり方の動画です。
シーズニングを行う前と行った後では、テカリが全然違います。
出典:YouTube
シーズニングの次に大事な作業は、後片付けです。
後片付けを怠(おこた)ると錆びてしまいます。
後片付け手順
- 中性洗剤で汚れ油を綺麗に落とす。
- 焚き火で空焼きをする。
- 鉄板が高温になったらサラダ油を薄く全体に塗る。
ファイヤーボウルを使うたびにこの作業を行うと、分厚い皮膜が形成され焦げにくく、錆にくいファイヤーボウルができます。
どれもカンタンな改造でしたね。
ユニフレームの焚き火台に不満がある場合は、ぜひ試してください。
【まるで花火‼】焚き火の火も美しく改造
焚き火台ではなく、焚き火の火を改造をしてみましょう。
ユニフレームの社名の由来にもなっている、ユニークなフレーム(炎)になります。
キャンプ飯を食べた後に行えば、パリピな気分に。
改造内容
用意するもの
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改造手順
これは「炎色反応」という化学反応を利用したものです。
夏の風物詩の花火も炎色反応を利用して、色鮮やかな火花を演出しています。
豆知識
塩化カルシウム⇒オレンジ色の炎
ホウ素⇒緑黄色の炎
塩化リチウム⇒赤色
で表現できます。
塩化カルシウムは、押入れの乾燥剤に含まれています。
ホウ素はホームセンターで、塩化リチウムは陶芸コーナーで購入できます。
トライしてみましょう
カラフルな広告を細かくちぎって、焚き火に投入してみましょう。
青色や緑色の炎が見れます。
アートファイヤーを使った様子の動画です。
思ったより色鮮やかでびっくりしました。
出典:YouTube
【ユニフレーム焚き火台の改造】カンタンな作業だけで不満解消‼:まとめ
まとめとしまして、
- 「ボルトとナット」だけで、ユニフレームの焚き火台を改造
- 【パワーアップ‼】ユニフレームの焚き火台にアイテムをプラス
- 【まるで花火‼】焚き火の火も美しく改造
をご紹介しました。
使い勝手が抜群のユニフレームの焚き火台に、少しの改造でさらに利便性が向上します。
改造したユニフレームの焚き火台をもって新潟県に行き、おいしいお米でキャンプ飯を作る。
飲み物はキンキンに冷えた日本酒。
これが今後のキャンプの定番スタイルになるかもしれませんね。