今回はそのような疑問にお答えします。
昔は、家庭で枯れ葉を集めて燃やして焼き芋をよく作られていたと思いますが、ご近所さんのことを考えると、今はなかなか外で煙を出すことに抵抗がありますよね。
でも、焚き火で焼いた焼き芋は家庭用オーブンなどで焼くより、格段に美味しいです。
キャンプをした際は、ぜひ、一度は焼き芋をしてほしいですね。
焼き芋作りって簡単そうだけど、実際どういう方法が美味しくできる方法か知らなかったりしませんか?
アルミホイルに包んだ焼き芋を焚き火に置くだけと思う方もいると思います。
ですが、燃えている焚き火に入れてしまうと、焦げて失敗してしまいます。
本記事では、焚き火台で作る、失敗しない絶品焼き芋の作り方をご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
焚き火台で絶品焼き芋を作る方法3つ
焚き火台で焼き芋を作る方法もさまざまあります。
今回は3つ作り方をご紹介します。
あなたに最適な焼き芋作りの方法を見つけてくださいね。
焚き火での焼き芋の作り方(約40分で完成)
- さつまいもを新聞紙でくるむ
- 新聞紙でくるんださつまいもを水にサッと浸して軽く絞る
- 新聞紙で包んださつまいもをアルミホイルで包みアルミホイルの上からぎゅっとにぎる
- 焚き火台の熾火(おきび)になっている部分に焼き芋を置き15分程焼きます
- ひっくり返してさらに15分程焼いて箸などで刺してみて火がとおっているようだったら完成 ※だいたい30分~40分程でほくほくの焼き芋が出来上がります
熾火(おきび)とは、着火した薪や炭が炎を上げず芯の部分が真っ赤に燃えている状態。
熾火は煙も少なく、火力が安定しているので調理に適しています。
炭がまだ燃えている焚き火の中に芋を入れてしまうと焦げて失敗してしまうので注意。
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ポイント
- 燃えている焚き火の中に入れると焦げる為、必ず熾火(おきび)の状態で入れる
- 新聞紙でくるんだ焼き芋をさっと水に浸すことで、水分が保たれしっとり食感を作り出してくれる
- 灰をかぶせたり、落ち葉などをかぶせると蒸し焼き状態になり早く火が通る
- 時間を短縮するために、太すぎない芋を使用
ダッチオーブンでの作り方(約40分で完成)
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- 焚き火での焼き芋作りと同じように、新聞紙で包み水に浸しアルミホイルで包む
- ダッチオーブンに入れて、蓋の上にも炭を置き、加熱し約1時間で完成
蓋に炭が置けないタイプのダッチオーブンでは途中でひっくり返してください。
蒸し焼き状態でしっとりとした焼き芋に仕上がります。
芋をダッチオーブンに直置きする場合は、焦げ付き防止のためにくしゃくしゃにしたアルミホイルを敷くか、網を置いてその上に芋を置きましょう。
焼き芋専用のアルミホイルもあります。
外側が黒色で熱の吸収率が良く、短時間で焼き芋が仕上がりおすすめです。
【焼き芋専用アルミホイル】
サイズ | 3.6m 幅約25cm |
価格 | 237円 ※2021年12月1日現在 |
ダッチオーブンに石を入れた石焼き芋の作り方(約30~1時間で完成)
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- ダッチオーブンに小石を敷き詰めて予熱しておく ※石焼き芋用の石がホームセンターやネット通販であります。石焼き芋用の石が一番おいしく焼けておすすめです。
- 事前に予熱しておいたダッチオーブンの石の上に芋を置いて、蓋の上にも炭を置き、約1時間加熱で完成 ※芋の大きさにより時間は異なるので様子を見ながら加熱します。
【石焼き芋用の石】
重量 | 5㎏ |
材質 | 天然石 |
価格 | 3,999円 ※2021年12月1日現在 |
焼き芋作りの裏技!
塩を使って下準備
事前に芋に塩をすりこむか、塩水に2、3時間つけておきます。
そうすることで、焼いた際にさつまいもの甘みがより強く感じられおすすめです。
芋の選び方
ねっとり系
ねっとり系がお好きな方におすすめの芋の種類は、安納芋(あんのういも)です。
安納芋は、糖度が高くて、水分量が多く、焼き芋にするととても濃厚に仕上がります。
しっとり系
しっとり系がお好きな方には、シルクスイートと紅はるかがおすすめです。
シルクスイートは、スイートポテトのようになめらかな口当たりで上品な味。
冷めても美味しく食べれることが魅力です。
紅はるかの名前の由来は、他の品種と比べ外観や食味が「はるか」に優れていることから「紅はるか」と名付けられたようです。
甘味が強く、しっとりした舌触りが特徴です。
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ほくほく系
ほくほく系がお好きな方におすすめの品種は、紅あずまと鳴門金時(なるときんとき)です。
紅あずまは、甘さは控えめで昔ながらの素朴なほくほくの焼き芋に仕上がります。
甘さが控えめな分、バターなどをのせて味を楽しむのもおすすめです。
鳴門金時は、甘みが強く栗のようにほくほくした食感で、焼き芋におすすめの種類です。
焼き芋を作る際の必須アイテム
焚き火台で焼き芋を作る際の必須アイテムをご紹介します。
焚き火台
熾火の状態を作っておきます。
ダッチオーブン
事前に予熱しておきます。
アルミホイル
ダッチオーブンに芋を直置きする場合には、アルミホイルをくしゃくしゃにしてなべ底に敷き、焦げ付き防止を防ぎます。
新聞紙
新聞紙を芋に巻いたらさっと水に浸すことで、水分が保たれしっとり食感に仕上げてくれます。
石
石焼き芋をする際にダッチオーブンに敷きます。ネット通販などで購入できる石焼き芋用の石を使用するのがおすすめです。
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長いトング
短いと火傷をしてしまう可能性があるので長いトングがおすすめ。
耐熱グローブ
ダッチオーブンの蓋を開ける際や熱いものをトングでつかんだりする時にあると便利です。
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チャッカマンやマッチ
着火剤・焚きつけ用の薪
準備万端にして、安全に焚き火で焼き芋作りを楽しんでください。
簡単!焼き芋アレンジレシピ
簡単にできる焼き芋のアレンジレシピをご紹介します。
どれも絶品です。いつもの焼き芋に飽きてきたら、ぜひ試してみてください。
焼き芋ブリュレ
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- 焼き芋を半分に切る
- バターまたはマーガリンを少量焼き芋に塗る
- グラニュー糖をさらさらとかける
- バーナーで表面をあぶって完成
絶品焼き芋ブリュレが簡単に出来上がります。
絶品焼き芋バニラアイスのせ
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焼き芋にアイスをのせたら完成!と、とっても手軽な焼き芋アレンジレシピです。
こちらに生クリームをのせても間違いなしですね。
焚き火台で絶品焼き芋作り!失敗しない作り方、アレンジレシピも紹介:まとめ
本記事では、
- 焚き火台で焼き芋を作る方法3つ
- 芋の選び方
- 焼き芋を作る際の必須アイテム
- 焼き芋のアレンジレシピ
をご紹介しました。
あなたの好みの芋を見つけて、焼き芋作りを楽しんでくださいね。
ご覧いただきありがとうございました。
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