
このような疑問にお答えいたします。
コールマンの焚き火台と言えば、最近人気のファイアーディスクとロングセラーのステンレスファイアープレイス3ですよね。
ファイアーディスクは丸いフォルムが美しいですし、ステンレスファイアープレイス3は頑丈さとメッシュから見える炎が美しいと評判です。
私もファイアーディスクを使っていますが、設置も片付けも簡単でおすすめです。
ステンレスファイアープレイス3は、焚き火の炎がキャンプファイヤーのようで美しいです。
そんな2種類のコールマンの焚き火台ですが、調理するならどちらがおすすめか、それぞれ特徴をみて検証していきます。
またそれぞれの特徴を生かした調理の仕方もご紹介いたします。
料理の仕方を知ると、キャンプ飯を楽しむことはもちろん、非常時にも慌てずに調理出来るようになりますよ。
コールマンの焚き火台での調理の仕方を知って、キャンプをもっと楽しみましょう。
目次 [非表示]
コールマンの焚き火台は2種類!どう違う?
キャンパーなら誰でも知っている有名メーカー、コールマン。
そのコールマンの焚き火台は、大きく分けて2種類あります。
- ファイアーディスク
- ステンレスファイアープレイス3
この2つの焚き火台は、フォルムも全く違うのですが、どちらも人気でキャンプ場でよく見かけます。
ファイアーディスクは、初心者でも扱いやすい焚き火台として、とても人気があります。
またステンレスファイアープレイス3は、2007年に「ステンレスファイアープレイス」が発売されてから改良を重ね、キャンパーに愛されてきたロングセラーの焚き火台です。
コールマン焚き火台
コールマン 焚火台 ファイアーディスク
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初心者でも簡単に、焚き火ができるステンレス製の焚き火台です。
風防がないので、通気性抜群の焚火台です。

コールマン焚き火台
コールマン 焚火台 ステンレスファイアープレイス3
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コールマンのステンレスファイアープレイス3は、焚き火も調理も楽しめるマルチユースな焚き火台です。
ステンレスファイアープレイス3は、燃焼効率が高く、火力も高いです。
また横がメッシュになっているため、暖かさは抜群、透けて見える炎が美しいですよ。

私も使わせてもらいましたが、五徳になる取っ手は、ダッチオーブンを載せてもびくともせず、安心して調理できますよ。
ではコールマンの2つの焚火台の人気の秘密は、どんなところにあるのでしょうか。
また調理するのに向いているのはどちらの焚火台なのか。
検証するために、それぞれの特徴をみていきましょう。
コールマンのファイアーディスクの魅力と特徴
まずは最近人気のファイアーディスクは、どこが優れているのかをみていきましょう。
ファイアーディスクのメリット
- サイズが2種類
- シンプルな丸形で美しい形で、手入れが簡単。
- 設営、撤収が簡単。
- 焚き火の炎を直に感じることができる。

サイズが2種類
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ファイアーディスクには、2種類のサイズがあります。
大きさ | 耐荷重 | |
ファイアーディスクソロ | 直径約30cmx高さ16cm | 25kg |
ファイアーディスク | 直径約45×高さ23cm | 30kg |
またファイアーディスクはカラー違いで、ゴールドもあります。(サイズは直径約45×高さ23cmと同じ。)
以前はさらに大きなサイズの「ファイアーディスクプラス」がありましたが、廃盤になってしまい、今では中古市場にしか出回っていません。
オールステンレスですがソロ用のサイズは620gと軽量、ファイアーディスクは1.6kgです。
炉が分厚いステンレスでできているので、頑丈なのにもかかわらず、この重さは驚きですね。
それぞれ収納バッグも付属し、持ち運びも簡単です。
シンプルな丸形で美しい形で、手入れが簡単
ファイアーディスクはシンプルな丸形の炉で、灰や汚れ落とすのも楽々。

ポイント
ステンレスは表面が傷つくとさびやすくなりますので、炎で焼き切ってしまうのがおすすめ。
焼き切ってしまうと油汚れも落ちやすいですよ。
水洗いは、焚き火台が完全に冷え切ってからすることも重要です。
また熱くなった焚き火台、網を扱うときはやけどに注意しましょう。
設営、撤収が簡単
コールマンのファイアーディスクの大きな魅力の一つとして、設営、撤収が簡単なことが挙げられます。
コールマンオフィシャルオンラインショッピングHPの商品説明にもあるように、
3秒設営、簡単撤収。
引用:コールマンオフィシャルオンラインショップHP
があります。
足を折りたためばすぐに収納できるタイプの焚き火台で、設営もストレスフリーです。
焚き火の炎を直に感じることができる
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ファイアーディスクでの焚き火は、暖をとるのに最適です。
その理由として、
- 炉が浅い皿状なので、全方向へ熱を放つこと。
- 地面からの高さが比較的低く、反射熱を受けやすいこと。
が挙げられます。
高さが低いので、地面へ熱のダメージを与えやすくなります。
そのため耐火シートは必須アイテムとなります。
ファイアーディスクのデメリット
- 焚き火料理がしにくい。
- 脚が三本なので、バランス良く置かないとぐらつく恐れがある。
- 風の影響を受けやすいため、火の粉が飛ぶ。
ファイヤーディスクにはバーベキュー用の網はついているものの、五徳は付属していません。
焚き火での調理の際に、付属の網を使用すると薪との距離が近く、火力の調整が難しいため、五徳を購入するのがおすすめです。
またファイアーディスクの脚は3本なので、特に調理の際にはぐらつかないよう、バランス良く配置する必要があります。
ファイアーディスクは、風防がないため、焚き火の炎が直に感じることが出来るのはメリットですが、その分風の影響を受けやすいです。
そのため火の粉が飛びやすくなるため、焚き火リフレクターを使うのがおすすめです。
おすすめ五徳
ベルモント アイアン焚火スタンド
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ファイアーディスクとベルモントの焚き火スタンドを一緒に使うと、隙間があるので薪の補充などもしやすいですよ。
直接ファイアーディスクの上に、調理器具を置くわけではないので、配置を考える必要もなくなります。
たき火スタンドテーブルや、ツールハンガーも使用すると、鍋やトングなども置けて便利ですよ。

おすすめ焚き火リフレクター
キャンプグリーブ 大型風防板
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キャンプグリーブの焚き火リフレクターは、頑丈で、ペグダウンすれば、風が吹いても安心して使うことが出来ます。
また焚き火の熱を反射して、とても暖かくなりますよ。

金属製のため、夜は焚き火でとても明るくなるのもいいですよ。
ここまでは、コールマンのファイアーディスクについてご紹介しました。
次にもう一つの焚き火台、ステンレスファイアープレイス3の魅力について、お伝えいたします。
ステンレスファイアープレイス3の魅力
コールマンのステンレスファイアープレイス3と言えば、「映える」という言葉が流行する前から、焚き火が美しく見えると人気の焚き火台です。
そんなステンレスファイアープレイスを使うメリットは、以下の様な点です。
ステンレスファイアープレイス3のメリット
- キャンプファイヤーのように美しい炎が楽しめる。
- 頑丈な造りで、ダッチオーブンもOK。
- スライド式の灰受けで後片付けも楽々。
ステンレスファイアープレイスでする焚き火は、キャンプファイヤーのように美しいのが特徴です。
キャンプファイヤーのように美しい炎が楽しめる
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ステンレスファイアープレイスは、空気の流れを作りやすく、燃焼効率の高い井桁式になっています。
とても頑丈で、深めの炉なので大きめの薪もくべることができます。
四方がパイプとメッシュで囲まれているため、多少の風でもしっかり燃焼し、安定した火力が楽しめますよ。
パイプとパイプの間にはメッシュ枠がはめ込まれており、そこから透けて見える炎が本当に美しいです。

頑丈な造りで、ダッチオーブンもOK
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ステンレスファイアープレイス3についている、ハンドルを内側に倒すと五徳になります。
ハンドルが五徳になるのは、他の焚き火台にはなく、ステンレスファイアープレイス3の大きな特徴と言えます。
耐荷重は、約20㎏。
12インチのダッチオーブンに水を満タンにいれてもOK。
ぐらつくこともないので、安心して調理することができますよ。
ポイント
ステンレスファイアープレイス3には、さらに安全に使えるよう、炉の折れ曲がり防止、脚のぐらつきを抑え、しっかりと固定するストッパーがついています。
設置する際は忘れずにストッパーをかけるようにしましょう。
スライド式の灰受けで後片付けも楽々
ステンレスファイアープレイス3の便利なところといえば、スライド式の灰受け。
灰受けは単独で取り外せるため、焚き火後の後始末にも便利です。
またBBQなどで炭火を使う時には、灰受け皿を炉の上部にセットすれば、「火床が遠くて食材が焼けない。」ということもありません。
火床に空気孔がないため、灰が落ちる心配もありませんし、一度熾火(おきび)の状態になれば長持ちします。
次にステンレスファイアープレイス3のデメリットについて見ていきましょう。
ステンレスファイアープレイス3のデメリット
- 重い。
- 手入れが大変。
- ファイアーディスクに比べ、設置に手間がかかる。
ステンレスファイアープレイス3の特徴である、頑丈さにより、本体の重さが約5.7kgと重いです。
また美しい炎が見られる反面、パイプとメッシュで炉が凸凹しているため、使用後の水洗いがしにくいのもデメリットです。
ファイアーディスクが3秒設置出来ることを考えると、ステンレスファイアープレイスは設置に時間がかかります。

このようにコールマンのファイアープレイス3は、焚き火に調理に大活躍の焚き火台です。
ここまではコールマンの2種類の焚き火台の特徴についてみていきました。
結論として焚火台単体で見たときに、調理をするならどちらがおすすめなのか。
またそれぞれおすすめの調理方法について、ここからはご紹介いたします。
おすすめキャンプ飯
コールマンの焚き火台2種類の特徴をこれまでみてきました。

そんな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
結論
「調理」をメインにしたい方にとっては、正直「ステンレスファイアープレイス3」の方が調理はしやすいと思います。
私はファイアーディスクを使用しているので、こちらををおすすめしたい気持ちもあるのですが、焚火台単体ではステンレスファイアープレイス3に軍配が上がります。
ですがファイアーディスクに五徳をセットすると、問題なく調理もできますし、どちらも本当に優れた焚き火台です。
自分の好みに合わせて、焚火台を選んでくださいね。
ここからはそれぞれの特徴を生かした調理法をご紹介したいと思います。
ファイアーディスクのおすすめ調理方法
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ファイアーディスクの耐荷重は30kgあります。
しかし五徳などを使わず、片側に重い調理器具が載るとぐらつく可能性があるため、あまり重さが偏らない調理法が適しています。
おすすめの調理法としては
- BBQ
- ホイル料理
- ホットサンドメーカー
などがおすすめです。
そのなかでもおすすめなのが、ホットサンドメーカーを使った料理です。
ホットサンドだけでなく、簡単ですが、多彩な調理が楽しめますよ。
ビック和風ハンバーグ
出典引用:コールマン公式HP
材料(1人〜2人分)
- 合い挽き肉 300g
- 小口切りの万能ねぎ (市販品) 40g
- 卵 1個
- みそ 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 片栗粉 大さじ1
- サラダ油 適量
具材をジッパーつき保存袋などで作っておき、そのままキャンプ場に持っていけばさらに手間なしです。
作り方
ボウルにサラダ油以外の材料を入れ、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。
ホットサンドメーカーの両面にサラダ油を薄く塗り、1を入れ、蓋を閉じ、両面それぞれ約5分焼く。
肉汁があふれてくる場合は、キッチンペーパーなどで吸い取りましょう。
出典引用:コールマン公式HP

四角いハンバーグになりましたが、食べ応え満点。大きなハンバーグに家族で大満足でした。
おすすめホットサンドメーカー
ヴァストランド ホットサンドメーカー シングル
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ヴァストランドのホットサンドメーカーは、プレートが肉厚で、均一に焼けます。
またプレートが外せるので、ロゴが入っていない方をフライパン代わりに使うこともできます。

手軽ですし、かりかりに焼けておいしいですよ。
ステンレスファイアープレイス3のおすすめ調理方法
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ステンレスファイアープレイス3はどんな料理もOKです。
- BBQ
- ダッチオーブン
- ホイル焼き
- ホットサンドメーカー
- 飯盒
このように様々な調理を楽しむことが出来ます。
ここではステンレスファイアープレイス3の最大の特徴をいかしたダッチオーブン料理を、ご紹介したいと思います。
おすすめ料理
ガーリックステーキ混ぜご飯
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材料(少なめの4人前)
- 牛ステーキ肉 200g
- サラダ油 大さじ1
- 塩こしょう 少々
- ステーキソース 大さじ2〜3
- 米 2合
- 水 400ml
- チキンコンソメ 大さじ1
- フライドガーリック 大さじ2
- パセリ 少々
作り方
- ダッチオーブンに洗ったお米、水、コンソメを入れて炊飯する。
- 熱したフライパンにサラダ油を入れ、塩こしょうをした牛ステーキ肉を焼く。
- 牛ステーキ肉を一口大にカットする。
- 炊きあがったご飯にステーキ、フライドガーリック、ステーキソースを入れて混ぜる。
- その上にパセリをかければ完成。
出典引用:oyama_de_gohanさんInstagram

あまりに美味しかったので、レシピを教えてもらって、自宅でも作りましたが家族にも好評。
定番のキャンプ飯になりそうです。
おすすめダッチオーブン
LODGE キャンプオーブン
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ロッジのダッチオーブンは鋳鉄製なので、手入れは必要ですが、とても使いやすいです。
頑丈ですし、手入れをし続ければ長く使えます。
使えば使うほど、どんどん味が出てきていいですよ。

コールマンの焚き火台は2種類!料理するならどっちがおすすめ?:まとめ
今回はコールマンの焚き火台で料理を作るなら、どちらがおすすめなのかを検証しました。
それぞれの特徴から見て、料理がしやすいのはステンレスファイアーディスクですが、どちらも優れた焚き火台です。
私はファイアーディスクを使っていますが、五徳を使えば多彩な料理を楽しむことが出来ますよ。
自分の好みに合った焚き火台で、キャンプ飯を楽しんでくださいね。