リフレクターの黒色に意味あるの?
と疑問の方にお答えします。
焚き火ギアの中でも特に有用なリフレクター。
今はさまざまなアウトドアブランドから数多くの種類が販売されています。
その中から今回は黒色のリフレクターについて取り上げていきます。
黒色のリフレクターは布製と金属製に両方あり、使い分けが必要です。
今回は私が最近使用して良いと思った黒色のリフレクターについてご紹介いたします。
使用感も交えて載せているのでアウトドアギアの選びの参考にしてみてくださいね。
黒色のリフレクターの選び方から有効活用の方法まで載せています。
この記事を見ればリフレクターの色で迷う事もなく、さらに焚き火の魅力とぐんとUPしキャンプが楽しくなること間違いなし。
ぜひ最後まで御覧ください。
目次
リフレクターとは
まず最初にリフレクターについて軽く復習しましょう。
本来の意味は反射板で風防を指します。
冬のキャンプや高原などの風が強い場所では火が安定しないことが多いです。
リフレクターを活用すればキャンプの負担が減ります。
リフレクターの選び方
リフレクターは大きく分けて布タイプと金属タイプに別れています。
選ぶ時には自分がどのようなキャンプスタイルなのかをはっきりしておく事が重要。
場所や天気、交通手段によっての使い分けが大事ですね。
金属タイプ
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やはり1番メジャーなのは金属製でしょう。
私も最初に購入したのは金属タイプのリフレクターでした。
比較的金属製の焚き火リフレクターは安く購入できます。
また防サビ加工をしてあったり、壊れにくいステンレス製。
軽量で持ち運びが便利なアルミ製が主流です。
金属タイプのメリットで大きいのは何と言ってもお手入れが簡単なことでしょう。
多くのキャンパーから支持されている理由ですね。
布タイプ
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おしゃれなキャンパーが良く使っている布タイプのリフレクター。
使いどころがすこし難しい反面、金属タイプより軽量でソロキャンプや環境がそこまで厳しくない場合には使い勝手が良いですね。
布製には火の粉で穴が開きにくい綿100%のものや難燃性加工がされたものが主でしょう。
金属タイプのものよりやや値段が高くなる傾向があります。
私は気にならないくらいだと思いますね。
設営時は張ったひもつなげたり、ペグでで固定する必要があります。
ですが金属タイプよりも強風でも倒れることは少ないでしょう。
また布タイプのため染色やデザインなんかがとてもおしゃれで魅力的な製品が多い印象。
燃えにくいからと言って火に近づけすぎるのは絶対にNGです。
黒色のリフレクターのメリット・デメリット
さて最近は黒色に塗装されているリフレクターも増えてきました。
基本的には無地のリフレクターと遜色なく使えますが、本来の金属タイプの光沢のある銀色は反射率が高く、赤外線を反射する性質があります。
反面、黒色は反射率が低くなってしまい赤外線を吸収して周りに放射してしまいます。
そのため焚き火リフレクターの背面などが暖かくなり周囲の温度を上げてくれるのです。
調理などの熱効率で考えると銀色の方が優秀になるでしょう。
また染料で染めている場合があるので色落ちなどが生じてしまうことがあります。
しかし全体を暖かくする目的であれば黒色のリフレクターもとても有用です。
なによりデザインを重視する方であれば黒色がおすすめ。
メリット
- 放射熱で全体が暖かくなる。
- 色が黒いので多少のススや汚れが目立たたない。
- 見た目がシャープで写真映えが良い。
デメリット
- 焚き火の熱が分散してしまう。
- 色落ちしてしまうことがある。
こう見ると実用面ではやや劣るもののあまり気にするほどでもないと思います。
気に入った黒色のリフレクターを使ってみましょう。
リフレクターの効果
続いてはリフレクターの効果について見ていきましょう。
風を防ぐ以外にも焚き火を効率的に使用できる機能があります。
これらのことを覚えておく事でキャンプ場で余分なトラブルを未然に防ぐことができます。
効果をしっかりと確認しておきましょう。
防風効果
最初にご説明するのはリフレクター最大の利点の防風対策。
場所によって変わりますが、焚き火が強風によって想定外に炎が大きくなることがあります。
その時に火の粉が飛んでボヤが、なんて事にもなりかねません。
私は他のキャンパーにも迷惑をかけてしまい双方共に嫌な思いをしてしまった事があります。
このような事を未然に防いでくれるのがリフレクターなのです。
リフレクターを使う事によって焚き火の際の気苦労が減るのが1番のメリットですね。
熱の反射作用で暖かい
焚き火の目的は多々あれどやはり暖を取るのが良いという方も多いでしょう。
リフレクターはその効果をさらに高めてくれるのです。
リフレクターには本来、反射する(reflect)という意味があります。
焚き火の炎の熱を反射させることで、通常よりも暖かく過ごすことができます。
体感気温では5~10℃くらいは変わります。
冬キャンプには本当に欠かせないギアとなってます。
外からの冷たい風の吹きこみを防ぎ、暖かい空気を囲って逃がさない効果があります。
目隠し
キャンプを初めてした人には意外と気になる視点。
特に都市や人気でのキャンプ場ではテント同士の距離が近くなりやすいですよね。
私はどうしても調理をする際など周りの目が気になってしまいます。
そんな時にもリフレクターは活躍します。
軽くつい立てのような感じで立てて置いて目隠しに使用しています。
他のキャンパーから違和感を覚えられることがないといったメリットもあります。
インテリアとして
私がリフレクターを選ぶ基準の一つとして重要視しているところです。
意外とリフレクターは写真映えが良いです。
また焚き火に集中しゆったりとリラックスできるのです。
他にも火が安定する事で料理やお湯を沸かす時のストレスも軽減します。
ノンストレスで焚き火に癒されながらキャンプを楽しみたいなら、ぜひ持っておきたい焚き火ギアですね。
黒色リフレクターのおすすめブランド
続いてはキャンパーには知っておいて欲しいリフレクターのブランドについてです。
リフレクター選びは意外と悩む事が多いのです。
それぞれのブランドに特徴があるのでしっかりと押さえておきましょう。
①MAAGZ
東京に工房兼事務所を構えているアウトドアメーカー。
アウトドアギアの企画・開発を行なっています。
2019年に発足した比較的新しいブランドです。
デビューはクラウドファンディング発という珍しい会社です。
主力商品は焚き火台。
2021年ごろからソロキャンプに特化した軽量陣幕や、動物のうんちをアップサイクルして作成した着火剤といったユニークなキャンプギアを次々送り出しています。
②Tokyo camp
こちらも日本の東京で2020年から焚き火台を中心に開発しているメーカーです。
Tokyo campは「機能性、使いやすさ、丈夫さをスタイリッシュ」にをコンセプトに展開しています。
シンプルですが美しい製品が人気。
焚き火台が有名なメーカーですがリフレクターも人気が強いです。
ここを知っていればキャンパーの初心者は脱していると言えるでしょう。
様々な製品のカスタム部品などもあり後からついつい買ってしまう、そんなメーカーです。
③BUNDOK
創業1925年(大正14年)の株式会社カワセが展開するブランドです。
BUNDOKは「より手軽に、快適なアウトドアライフを楽しんで」という信念を掲げています。
特徴としては、製品組み立ての簡素化・収納性・軽量化、スムーズな設計、リーズナブルな価格設定などがあります。
あらゆる面において研究を重ね商品ているブランドで使い勝手は抜群。
ぜひ1つは持っておきたいブランドですね。
おすすめリフレクター4選
私がオススメしている使いやすいリフレクターをご紹介致します。
黒色のリフレクターもあれば陣幕のものもあります。
今は色んな商品が出ているので自分に合ったリフレクターの購入を検討してみてください。
①MAAGZ 焚き火陣幕
引用:Amazon
主に徒歩や自転車、バイクで移動するソロキャンパー向けの小型・軽量陣幕。
幕帯の高さはおよそ360mmと膝下ほどですが、風から火元をしっかりと守るため焚き火や調理の際に活躍します。
最大の特徴はパネル同士を連結することできることです。
これによりさまざまなキャンプスタイルに対応できるでしょう。
超小型陣幕として使ったり、複数のギアを使う際は横に長い防風壁を作ることができます。
②TokyoCamp ウインドスクリーン
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続いてはスチール素材のウインドスクリーンです。
耐久性の高いスチールでできており、アルミのスクリーンよりも重量のため強い風の時に本領を発揮します。
ペグも5か所に設置できしっかり固定することができます。
面倒だと思われるかもしれませんが地面に刺すだけなので簡単です。
意外とキャンプ場は強風が吹くところが多いのでしっかり固定できるのは安心。
この製品なら心配無用ですね。
また折り畳みもしやすく、付属のナイロン袋も使いやすいです。
ソロキャンプやバイクツーリングでもバックパックに入れて持ち運べるサイズ。
またサビや劣化を防ぐための特殊塗装をしており、指紋も着かず掃除も簡単です。
まさにこういうのが欲しかったと言える製品ですね。
③BUNDOKリフレクター
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続いては黒色ではない布タイプのリフレクターです。
綿100%で耐火性はばっちり。
またケース込みの重量でも1.7kgと大変軽量にできています。
設置も簡単で、上からロープを引っ掛けるだけで組み立てが可能。
ポールとペグを設置したら直ぐに使うことができます。
少し高さが低いですが、その分軽量なので満足しています。
④ウインドシールド
引用:Amazon
最後にご紹介するのは少し変わったタイプのリフレクターです。
地面に接地するのではなくテーブルの上で使うコンパクトなタイプ。
基本的には小さな焚き火台やシングルバーナーで使用するもの。
雨の時用にシングルバーナーを一緒に持っていく人も多いと思います。
そんな時に役に立つのがこのウインドシールド。
立てるだけでバーナーの火が揺れずに済みますしガスの節約にもなります。
他のリフレクターだと大きすぎたり、テーブルに置けなかったりするので重宝しますよ。
黒色のリフレクターって効果ある?焚き火をより快適にする方法とは:まとめ
今回は黒色のリフレクターを中心にご紹介いたしました。
黒色のリフレクターは通常のリフレクターよりやや効果が落ちてしまいます。
原理としては黒色の服を着ると体感温度が上がりやすいのと同じですね。
しかし黒色は見た目がよくススも気にならないという利点があります。
焚き火の満足度が上がる事間違いなし。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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