そのような疑問にお答えします。
なかなかキャンプに行けない日々が続くと焚き火欲が爆発しそうになりませんか?
そんな時、ネットで新しいキャンプギアを見たりするのもいいのですが、最近では自作する方も増えていますよね。
自作するのは時間もかかるし手間もかかるしネットでポチッとした方が明らかに簡単ですが、その分だけ完成したときは新しいものを手に入れた以上の喜びと愛着が沸きます。
今回はペール缶を使って焚き火台を自作してみようと思います。
目次
ペール缶の入手方法
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ペール缶とは、塗料などの液体が入っている18リットルまたは20リットルの鋼製の缶のことです。
ペールとはバケツという意味があるそうです。
見た目も普通にバケツっぽいですよね。
ペール缶はガソリンスタンドでもらうことができます。
ただ、譲ってもらえない場合もありますし、ちょうど回収に出してしまったということがあるので確実にもらうことが出来るわけではありません。
一度問い合わせて確認してみることをおすすめします。
あとはカーディーラーなどの車の整備に関わる所だと、比較的取り扱っている所があると思うのでこちらも事前に確認をして、譲ってもらえるか聞いてみましょう。
ガソリンスタンドやディーラーでももらうことが出来なかった場合はネットでもペール缶は販売されているのでそちらで入手していただくこともできます。
おすすめ商品
こちらの商品は、値段も手ごろですし色も黒で格好いいです。
火を入れるとどうしても黒くなってしまうのですが、最初から黒ならそこまで焦げを気にする必要もありません。
サイト映えもするし、周りと違った焚き火台が作れてまさに自分だけの焚き火台が完成します。
ペール缶で焚き火をするメリット
ここまで、ペール缶の入手方法などをお伝えしました。
では、ペール缶を使って焚き火をすることには一体どんなメリットがあるのでしょう。
それではメリットを解説していきます。
サッと出すだけしまうだけ
コンパクトにすることは出来ませんが、組み立てる手間や片づける手間は省けます。
コンパクトになる焚き火台は、まず最初に組み立てる作業から入らなければなりません。
ですが、ペール缶はそのまま出せばすぐに使うことが出来るのでサクッと焚き火を開始することが出来るのも魅力ですよね。
よくわかります。
私はよく、焚き火はしたいんだけど組み立てるのも片づけるのも面倒くさいから今日はいっか~となってしまい、焚き火をしないこともあります。
なので出すだけ、しまうだけはとても有難いですね。
それだけで焚き火をするハードルが一気に下がり、今日はいっか~ではなく、さぁやるか!に変わりますよ。
小物を収納しておける
焚き火周りの細かいものを缶の中に収納しておくことも出来るので、焚き火用手袋やトング、火吹き棒など、どこにしまったっけ?といった心配もなくなります。
焚き火セットとして準備することが出来るのはわざわざ別の収納を用意しなくていいので便利ですよね。
価格が安い
お洒落で機能的な焚き火台は沢山販売されていますが、どれもそれなりにお値段がします。
高いものだとウン万円は当たり前。
それに比べてペール缶は、買ったとしても300円程~5000円以下と値段の幅はありますが安価に手に入れることが出来ます。
先ほどご紹介したように、ガソリンスタンドなどで入手出来ればタダで手に入れることも出来ます。
そうなれば、普通の焚き火台を買うよりも圧倒的に価格を抑えることが出来ますよね。
ペール缶で焚き火をするデメリット
非常に有難いメリットばかりでしたね。
でも、メリットがあればデメリットも少なからずあります。
では一体どんなデメリットがあるのか解説していきます。
地面に火が近い
薄い鋼鉄製なので、地面に直接置くと熱が直接伝わり地面が焼けてしまう恐れがあります。
なので、下に耐熱レンガや耐熱ブロックなどを置いて地面からなるべく離して使用するようにしましょう。
コンパクトにならない
先ほど、メリットでサッと出して使うことが出来ると書きましたが、その変わりコンパクトにならないのがデメリットです。
コンパクトにならないので持ち運びに場所を取るため、積載する時にペール缶が入る場所を確保しておく必要があります。
荷物が多くなりがちなファミリーキャンプなどでは、積載に工夫が必要になります。
ペール缶で焚き火台を作ってみよう
ペール缶を使った焚き火台、ウッドガスストーブを作ってみたいと思います。
ウッドガスストーブ
ウッドガスストーブの作り方
材料
作り方
- バケツの取っ手を外す
- もう一度ペール缶とサイズが合うか確認する
- 取っ手の付いていた穴を基準にマーキングをする
- 2~3cm間隔で穴開け位置のマーキングをする
- マーキングした箇所に穴を空ける
- ペール缶に吸気口を作ります
- 底部分(下から約5cm程の所)に穴あけ用のガイドラインをマーキングする
- 4~5cm間隔で穴あけ位置をマーキングする
- マーキングした箇所に穴を空ける
- 空けた穴を拡張する
- バケツを逆さにし、底部分にも穴を空ける
- ペール缶の吸気口を更に拡張する
- バリを取り、穴あけの際に歪んでしまった箇所を直したら完成
穴あけは大変ですが、そこまで難しい工程もなく作成出来る作り方です。
使う物も、簡単に入手出来るものなので私はこの動画を参考にさせていただきました。
おすすめ参考動画
引用出典:YouTube
ロケットストーブを作ってみよう
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引用出典:Instagram
ペール缶で作る焚き火台はウッドガスストーブだけではありません。
ロケットストーブも作ることが出来ます。
ロケットストーブ
断熱された煙突の効果で強い上昇気流(ドラフト現象)を引き起こすことで高温燃焼します。
少量の燃料でも高い火力を生み出すので、今注目集めているアイテムです。
ポケット型ロケットストーブの作り方
材料
作り方
- ペール缶の注ぎ口の所に煙突と置き印を付ける
- 注ぎ口をあけ、そこからハサミで印に沿って切っていく(少し小さめに切るのがコツ)
- 煙突が入らなければ、少し切り込みを入れて調節する
- 煙突を穴に入れ込む
- 一度煙突を外し、ペール缶の蓋を外す
- 蓋を折り曲げるためのラインを煙突穴の横ギリギリの所に引く
- 線の所に切り込みを入れて山折りに蓋を折り曲げる
- ペール缶に蓋をしっかりはめて、煙突を挿したら完成
折り曲げたり蓋を外すのには力がいりますが、作り方としては非常に簡単に出来る作り方になっています。
やかんを置くところもあり、直火で調理することも出来るのでこれなら使い勝手がいいので調理に使うことも出来ます。
おすすめ参考動画
引用出典:YouTube
焚き火台を自作!ペール缶を使ったウッドガスストーブの作り方まとめ
ペール缶を使ったウッドガスストーブの作り方やロケットストーブの作り方についてご紹介させていただきました。
ペール缶は思っていたよりも扱いやすく、作り方も複雑ではないので簡単に作成出来ます。
高価で使い勝手のいい焚き火台もいいですが、自分で作った焚き火台への愛着は、やはりお金には変えられないものがありますね。
この世に一つしかない自分だけの焚き火台を持って、早くキャンプに行きたくなりますね。
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