今回は『ファイアグリル』の紹介と、使用できる網と網ごとで出来る事についてご紹介します。
網1枚でも様々販売されており、その網で出来る事も幅広くあって驚きますよ。
他にも網を選ぶ方法、焦げ付かせないための方法、洗い方保管の仕方までご紹介しますので、参考にしてください。
実際ご家庭でも使える洗い方を紹介しますので、是非チャレンジしてみてください。
目次
ユニフレームの焚き火台『ファイアグリル』
ここでは、『ファイアグリル』について簡単にご説明します。
ポイント
- 高品質でリーズナブルな価格設定
- 火力調整が簡単にできる
- 組み立てや片付けも簡単
- 軽量でコンパクトになる
- オプションパーツをプラスすることで、幅広い焚き火が楽しめる
などの様々な理由から根強い人気があり、数年ファイアグリルを使用されている方もいらっしゃいます。
詳しくは関連記事をご覧ください。
様々な網
こちらでは、販売先ごとの網を見ていきましょう。
その網によって網目の幅や耐荷重が違いますので、調理できる範囲が変わってきます。
『ファイアグリル』で使用する網は35cm四方の網がおすすめ。
付属の焼き網
ユニフレームの『ファイアグリル』には焼き網が付属で付いていますので、BBQなど網焼きの調理が出来ます。
純正の網は太さがあり少し重さがありますが、かなり丈夫な作り。
サイズ感も『ファイアグリル』に合わせているため、火力調整などが簡単ですよ。
素材が鉄なので、手入れを怠ると錆びます。使用後はしっかり洗い、拭いて、良く乾かしましょう。
後ほど洗い方や手入れの方法をご紹介します。
ファイアグリルヘビーロストル
5㎜の太いステンレスで作られていますので、錆びる心配がありません。
安心して長く使えますので、コスパ面もかなり良いです。
頑丈な作りなので、重いダッチオーブンや鍋を置いても変形することがありません。
カレーや豚汁などの煮込み料理や、ホイル焼きなども出来ますよ。
普通の網の格子状ではなく、線上に作られているため、とても洗いやすいです。
網を長期間繰り返し使用するのであれば、かなりおすすめ。
ナチュラム ステンレスワイヤー網
ファイアグリルヘビーロストルを改良し使いやすくした網です。
一般的な網よりも洗いやすく、網の棒の間隔が狭いため、食材が下に落ちにくい設計。
重い物を乗せても使える丈夫な作りになっていますので、安心ですよ。
ウインナーやソーセージを焼いたり、シチューを作ることも出来るので、万能ですね。
ヘビーロストルより1,000円程度安い価格です。
通販の網
アマゾンや楽天などの通販でも多種多様な網が販売されています。
ポイント
- サイズや素材などが豊富
- 制作会社によっても選ぶことが出来る
- クチコミなどを参考に選ぶことが出来る
注文してから手元に届くまで日数が掛かる場合がありますので、焚き火する日まで余裕をもって注文するといいですよ。
アマゾンの焼き網をご紹介しますが、楽天でも様々な網が販売されています。
100円ショップの網
網目が細く、頑丈さが心配ですが、焼きおにぎりやパンを焼くには、ちょうどいいです。
直接網に食材を載せて焼くと、すぐに錆びますので、使い捨て用ですね。
後片付けを少し省略したいときに、おすすめ。
次のインスタ画像のように円形の網や長方形の網など様々販売されています。
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ホームセンターの網
種類が豊富に販売されていますよね。
網を購入するときには、何を乗せて焼くのか考えて購入するのがおすすめ。
重い物を乗せるのであれば、網目が丈夫にできている物を、長い期間使用したいのであれば、変形や錆びにくい物ですね。
次のインスタ画像のようにホームセンターでは大きさや素材、価格が様々販売されています。
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網の選び方
こちらでは、網の選び方をご紹介しますので、参考にしてください。
選ぶ基準は、素材とサイズです。
使い勝手のいい網を探してください。
網の素材
ステンレスか鉄の2択になります。
次の表から、熱伝導かお手入れのしやすさか迷いますね。
私はやはり、さびにくくてお手入れしやすいステンレスを選びます。
ステンレス | 鉄 | |
熱伝導 | 低い | 高い |
さび | さびにくい | さびやすい |
手入れ | ラク | 入念に |
サイズ
焚き火台に合ったサイズを選ぶことが必要です。
『ファイアグリル』付属の網ですと35cm×35cmですので、買い替える時はこの大きさを基準に選ぶことをおすすめします。
『ファイアグリル』に網などを乗せると焚き火台を上から見たときに星型状態に角がずれています。
そのため、網がない部分から薪を補充したり抜いたり火力調整が簡単にできる構造になっています。
あまり、大きい網を用意すると火力調整が大変になります。小さすぎても安定性に不安が出てきますので、サイズに合った網を選びましょう。
網に食材を焦げ付かせない方法
焼いているときに網に食材が付いてしまうことがありますよね。
焦げ付かないために、あらかじめやっておくことをご紹介します。
焼く前に網に入念に酢か食用油を塗っておく
原液の酢のタンパク質作用によってくっつきにくくなります。
油より、お酢のほうが効果が高いですので、お酢も持っていくことをおすすめします。
この方法は、ご自宅の魚焼きグリルでも十分効果がありますので、是非試してみてください。
網を十分に熱してから焼き始める
網が十分に熱くなるように10分以上温めてから焼き始めましょう。
網が十分加熱されているか調べる方法として代表的なのが、ミシシッピテストです。
焼き網の上20cm程度の所に手をかざし、『ミシシッピ』が何度言えるかで温度が計れます。
ミシシッピ 2~3回 | 高温域(230℃) |
ミシシッピ 4~5回 | 中温域(170~200℃) |
ミシシッピ 10回 | 低温域(140℃以下) |
いきなり近くでやるとヤケドしますので、無理しない範囲で行ってくださいね。
網の掃除のコツ
洗うときのちょっとしたコツで網を長持ちさせることができますよ。
網に焦げ付いた食材はバーナーなどで焼ききってから洗う
網に焦げ付いた食材のみを炭状態になるまでバーナーで炙り、炭状態になったものをトングなどで叩き落としましょう。
または、まだ炭が燃えているうちに、アルミホイルを網全体に被せ焼きます。
煙が出て、落ち着いたら、網に残っている焦げ付きをトングなどで叩き落としましょう。
次の動画で、アルミホイルを網に被せて綺麗にする方法をご紹介していますので、参考にしてください。
洗う時は、ワイヤーブラシやアルミホイルなどで洗う
アルミホイルと水で発生するイオンの力で、殺菌や抗菌の効果が期待できますので、特にアルミホイルで洗うことをおすすめします。
重曹やクレンザーを併用すると汚れ落ちの効果がアップします。
注意ポイント
焚き火が出来る場所やキャンプ場では環境に配慮して洗剤の使用を禁止している場合がありますので、確認してから洗ってください。
次の動画で焼き網を綺麗に洗う方法をご紹介していますので、参考にしてください。
次の関連記事で詳しい焚き火台などの掃除の仕方をご紹介していますので、ご覧ください。
網の保管方法
汚れを落としたら、しっかり乾かしてから保管することでサビを予防できます。
保管する際の一工夫で、次に使用するときに安心です。
網に食用油を塗る
油が保護膜となってサビの原因の酸素や水分を跳ね返してくれます。
網全体に油を塗っておきましょう。
新聞でくるんで、ビニール袋に入れて保管
新聞が不要な油を吸い取ってくれますし、ビニールに入れることで、他の物に油が付かないようになります。
ビニール袋は密封すると、虫をよせつけなくなります。
網をすぐ洗えないとき
焚き火ができる場所によっては洗剤を使って洗えなかったり、水をたくさん使って洗うことが出来ないところもあります。
しかし、帰ってから洗うと落ちにくいこともありますよね。
そこで、ちょっとした裏技をご紹介します。
砂利で網を擦る
網と砂利が擦れることで汚れが落ちます。これだけでもだいぶ網が綺麗になります。
そのあと、軽く水洗いするか、濡れた布巾で拭きましょう。
ただし、強く擦ると、網が変形しますので注意してください。
浸けおき洗い
クーラーボックスなど網全体が入る容器に水と重曹を溶かし、網を入れて持ち帰る。
半日以上浸けておくと、中性洗剤とスポンジだけで洗うことが出来ますよ。
特に、クーラーボックスに重曹で浸けおきにすると、重曹の匂いを取る効果が発揮され、クーラーボックスの匂いも取ることができますよ。
他にもトングなどの調理器具を入れておくのも帰宅後、洗うのが簡単になりますよ。
網の廃棄
網をはじめ、焚き火で出たごみなどは、ご自宅に持ち帰りましょう。
網を廃棄するときは、必ずご自宅まで持ち帰り、自治体ごとに決められた方法で廃棄してください。
ユニフレームの焚き火台で網焼き!網によって出来ることが違う?!:まとめ
『ファイアグリル』で使用できる網は様々ありましたね。
販売されている網も多種多様にあり迷いますが、用途に合ったベストな網を探したいですね。
私は、断然ファイアグリルヘビーロストルです。
網焼きで野菜や肉、魚を焼いたり、ダッチオーブンで鍋料理をしたり、洗うのも簡単で重宝しています。
網を長持ちさせるために、焦げ付かせないための方法、洗い方保管の仕方まで、ちょっとした一工夫で出来ることもありました。
こちらを参考にして網を大切に使用してくださいね。