ダイソー 焚き火台 自作

【コスパ最高!】ダイソーで買えるアイテムで焚き火台を自作する方法

ダイソーのアイテムだけで、焚き火台は自作できるの?

そんな疑問にお答えします。

焚き火台は、キャンプにとって必須のアイテム。

火の安全管理や熱効率の向上、焚き火の雰囲気作りなどに役立ちます。

ですが、本格的な焚き火台は値段も高く、我々庶民には手が出しにくいアイテムです。

そこでおすすめなのが、100円均一で有名なダイソーのアイテムを使い、焚き火台を自作する方法です。

ダイソーのアイテムを組み合わせて焚き火台を自作することで、市販の焚き火台に比べて「大幅」にコストを削減できます。

そこで今回は、ダイソーのアイテムを使って焚き火台を自作する方法を紹介します。

この記事を読んでわかること

キャンプに焚き火台が必要な理由

焚き火台を自作する時に注意すること

ダイソーのアイテムだけで焚き火台を自作する方法

サステナブルに配慮した時代に、なってきました。

購入より自作の方が良いと考える人が増えています。

どのように自作するのか、ぜひ見てみてください。

 

キャンプに焚き火台が必要な3つの理由

そもそも、なぜキャンプ場では焚き火台が必要なのでしょう。

キャンプ場で焚き火が必要な理由は、次の3つです。

キャンプ場の地面を守る

調理がしやすくなる

火起こしがしやすくなる

ポイントを絞り、解説していきます。

キャンプ場の地面を守る

ほとんどのキャンプサイトでは、地面で直接焚き火をすることを禁止しています。

なぜなら、地面を火から守ったり、火事を防ぐためです。

地面は自然の一部であり、多くの生き物のすみかでもあります。

地面で直接焚き火をすると、その熱や煙で地面や植物にダメージを与えてしまうのです。

地面や植物にダメージを与えてしまうと、森林破壊をし、地球温暖化が進んでしまいます。

森林破壊を止めるには、一人一人が気をつける必要があるのです。

また、火が飛び散ったり、風で燃え広がったりすることで、火事の危険性も高まります。

火事を起こしてしまったら、取り返しのつかないこと。

そこで、焚き火台を使うことが、推奨されているのです。

火を安定させたり、移動させたりすることもできるので、火事のリスクも低減します。

火起こしがしやすくなる

焚き火台は地面との距離があるため、空気の流れがよくなります。

空気の流れがいいと、火に酸素が行き渡り燃焼効率が上がります。

つまり、火には酸素が必要なので、酸素が多いほど火が強くなるということです。

逆に空気の流れが悪いと、酸素が不足して火が弱くなったり、煙が多くなったりします。

また、焚き火台は、薪を安定して置けるように設計されています。

薪を安定して置けると、火の広がりや高さを調節しやすくなり、火を調整しやすくなるのです。

調理がしやすくなる

直火で調理すると、火力が不安定だったり、食材が燃えたり落ちたりするリスクがあります。

しかし、です。

焚き火台を使うと、そんな心配はいりません。

焚き火台は、高温で強力な火力を得られたり、熱源の高さや位置を自由に調節できるからです。

例えば、焚き火台にフライパンを載せてみましょう。

ステーキやハンバーグなどの肉料理が簡単に作れます。

ダッチオーブンとトライポッドを組み合わせれば、カレーやシチューなどの煮込み料理も手軽に作れます。

焚き火台に串立て機能があれば、魚の塩焼きやソーセージの串焼きにも挑戦できるでしょう。

焚き火台を使えば、台所で料理している感覚で調理ができるのです。

 

焚き火台を自作する時に知っておくべき「3つ」の注意点

キャンプ場で焚き火台を使う理由は、理解できましたね。

ここからは、焚き火台を自作する場合の注意点を、学んでいきましょう。

注意すべき点は、次の3つ。

素材選び

安全性を考慮する

焚き火の特徴を考える

です。

順番に、解説していきます。

素材選び

焚き火台は、火を扱うアイテムですので、素材選びはとても重要。

素材によって、耐久性や安全性、コストが変わってくるからです。

一般的に、焚き火台に使用できる素材は、「スチール」「ステンレス」の2種類になります。

スチールは、リーズナブルな価格で、比較的入手しやすい素材。

ですが、サビやすく、高温で変形や割れが生じたりする可能性があります。

そのため、メンテナンスが欠かせなく、しっかり冷えてから収納しなければいけません。

ステンレスの場合は、どうでしょう。

ステンレスは、サビに強いのが特徴です。

熱にも強く高温にさらされても、変形や割れも起きにくいのです。

しかし、コストが高めで、スチールより重量があるのがデメリット。

「長く使いたいから、ステンレス製にしよう」。

「一回限りだから、リーズナブルなスチール製で」。

といったように、目的に合わせて素材を選ぶようにしましょう。

安全性を考慮する

焚き火台を自作する時には、安全性があるかどうか考えなければいけません。

特に、安定感があるかどうかは重要です。

「ぐらぐら」していると火の粉が飛んだり、倒れたりして危険です。

地面が不安定な場合には、焚き火台の下に台やレンガブロックなどを置くなど、工夫も必要になってきます。

もし、安定性に不安があり、急に倒れてきてしまったら。

倒れてきた火が体に触れ、やけどをしてしまうかもしれません。

体に残るキズも大きいですが、心に残るキズの方がもっと大きいです。

そうならないためにも、焚き火台を自作する時には、試し焚きをしてみてください。

実際に火をつけてみると、改善点問題点が見つかります。

空気の流れが悪くて火が燃えにくかったり、網が熱くなって触れなかったり、安定性が悪く薪を置いただけで倒れてしまうかもしれません。

灰が落ちて、汚れたりすることがあります。

試し焚きをしておくと、安心してキャンプで使用できますよ。

焚き火の特徴を考える

焚き火台を自作する場合には、焚き火の特徴も考えなければいけません。

焚き火の特徴とは、「炎の形や大きさ」、「熱量や燃焼時間」、「煙の量や方向」などです。

これらの特徴によって、焚き火台の設計や使用方法が変わってきます。

例えば、炎の形や大きさ。

炎の形や大きさは、薪の置き方や組み方によって異なってきます。

ティピー型やさしかけ型は高く立ち上がる炎が特徴で、暖をとるには適していますが、料理には不向き。

井桁型や放射型は広く平らな炎が特徴で、料理には適していますが、暖をとるには不十分です。

したがって、焚き火台を自作する場合には、目的に応じて薪の置き方を事前に決める必要があります。

薪の置き方は、この記事を読んで理解度を深めておいてください。

熱量や燃焼時間は、薪の種類や乾燥度によって異なります。

一般的に、硬い木は柔らかい木よりも熱量が高く燃焼時間が長め。

しかし、硬い木は着火しにくいのです。

また、薪の大きさや形も影響します。

小さく割ったり細長くしたりすると着火しやすくなりますが、燃焼時間が短くなります。

逆に大きく丸いままだと着火しにくくなりますが、燃焼時間が長くなるでしょう。

買った薪を使用するのか、炭を使用するのかでもだいぶ変わってきます。

最後に、煙の量や方向は、当たり前ですが風の強さや向きによって変わります。

風が強いと煙が多くなりますし、風の向きによって煙の流れる方向が変わります。

風の影響を受けないようにするには、焚き火リフレクターを使用してみるのも1つの方法です。

焚き火リフレクターについては、過去にたくさん紹介してきました。

次の記事が、おすすめの記事ですね。

焚き火の特徴を理解しておくと、自作した焚き火台をより快適に楽しめると思いますよ。

 

ダイソーのアイテムだけで自作できる焚き火台

実際にダイソーのアイテムだけで、焚き火台を自作していきましょう。

どんなアイテムを使って、焚き火を自作しているのでしょうか。

思いもよらないアイデアで、焚き火台を自作していました。

蒸し器+オイルポット

出典:Instagram

用意するのも、作り方もカンタン。

ファミリーキャンプで使うより、ソロキャンプに使う方がいい大きさですよ。

用意するもの

ステンレス折りたたみ蒸し器

オイルポット(丸型0.7L)

作り方

オイルポットの上に、ステンレス折りたたみ蒸し器をおく。

注意点

オイルポットや蒸し器は熱くなるので、素手では触らないで下さい。

火を消すときは、水をかけてはダメです。
金属が変形したりサビたりする可能性があります。

使い終わったら、冷めてから灰を捨てて下さい。

全部で550円と、アウトドアブランドの焚き火台と比べて、かなりリーズナブルに作成できました。

ステンレス折りたたみ蒸し器には、無数の穴が開いていますので、自分で穴をあける必要はありません。

ステンレス折りたたみ蒸し器からこぼれ落ちた灰は、オイルポットでキャッチ。

片付けも簡単ですし、地面との間に空間ができますから、環境にもやさしい焚き火台です。

ステンレス折りたたみ蒸し器を使って、焚き火をしている動画です。

今回紹介した方法ではありませんが、ステンレス折りたたみ蒸し器を使って焚き火台を作る際には、参考になると思いますよ。

出典:YouTube

ポイ活推進派の私にとって、アイテムはAmazonでゲットしたいのですが、ダイソーのアイテムは、公式通販ダイソーネットストアーにしか、取り扱っていません。

それぞれのアイテムの公式通販ダイソーネットストアのURLを、張り付けておきますね。

ステンレス折りたたみ蒸し器

公式通販ダイソーネットストアはこちら>>>公式通販ダイソーネットストア

オイルポット(丸型0.7L)

公式通販ダイソーネットストアはこちら>>>公式通販ダイソーネットストア

レジャーイスの脚+トレー

 

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出典:Instagram

この方法は、先程紹介した蒸し器+オイルポットで自作する焚き火台より、少し難易度が上がります。

レジャーイスを使用しているので安定感がありますが、バランスをとるのが大変かもしれません。

用意するもの

ステンレストレー(2枚)

レジャーイス

焼き網

作り方

トレー2枚をV字状態に置き、レジャーイスの間にトレーを置く。
イメージは、「A」を逆さまにしたような形です。)

焼き網を一番上に載せて完成です。

注意点

トレーやイスは熱くなるので、素手で触ってはいけません。

火を消すときは、水をかけてはダメです。
(金属が変形したりサビたりする可能性があります。)

使い終わったら、冷めてから灰を捨てて下さい。

トレーやイスは本来焚き火台として作られていないので、強度や耐久性に不安があります。
(強く揺らしたり、重たいモノをのせないようにしましょう。)

この製品は焚き火台として設計されていないので、重さやバランスに注意してください。

不安定な場所や強風の中では、倒れる可能性があります。

また、熱が十分に伝わらなかったり、煙が出過ぎたりすることがあります。

キャンプ場で使う前に、必ず試しを行ってくださいね。

ステンレストレー

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レジャーイス

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焼き網

公式通販ダイソーネットストアはこちら>>>公式通販ダイソーネットストア

マイクロストーブコンロ

出典:Instagram

実はダイソーは、焚き火台を扱っていたのです。

その名は「マイクロストーブコンロ」。

マイクロストーブコンロは、ソロキャンプに最適な焚き火台です。

薪を使用するとはみ出してしまいますので、炭や固形燃料がおすすめ。

マッドブラックのカラーで、側面には、サクラの花びらがデザインされています。

焚き火の火がサクラの花びらに映り込み、幻想的な雰囲気を作り出します。

桜の木の下でマイクロストーブコンロを使いお酒のおつまみを焼いて、桜をみながら日本酒を頂く。

そんな景色がよく似合う焚き火台です。

SPEC

サイズ

使用時:幅13.5㎝×奥行12㎝×高さ14㎝

収納時:幅14㎝×奥行22㎝×厚み5㎝

重量:490g

マイクロストーブコンロを解説している動画です。

100均一で扱っているとは思えないクオリティーです。

出典:YouTube

公式通販ダイソーネットストアはこちら>>>公式通販ダイソーネットストア

 

「自作が不安な方へ」コスパ最高な焚き火台

ダイソーのアイテムで焚き火台を自作するのは魅力的ですが、「自分には技術が足りないから自作できない」と不安になる方もいるかもしれません。

そこでこのパートでは、安くて使いやすい焚き火台をご紹介します。

コスパも機能も優れた焚き火台が、たくさんありますよ。

お財布と相談しながら、チェックしてみましょう。

ヘキサステンレスファイアグリル/キャプテンスタッグ

 

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シカ番長のロゴがカワイイキャプテンスタッグには、お手軽に入手できる焚き火台を扱っています。

その名は、「ヘキサステンレスファイアグリル」。

六角形の形状が、特徴的な焚き火台です。

ステンレス製でサビにも強く、網や底板のパーツなどが取り外しや交換が可能で、メンテナンスがしやすいのです。

バーベキューだけでなく、焚き火や釣り料理なども楽しめます。

つまり、ヘキサステンレスファイアグリル1台あれば、川辺のキャンプ、ソロキャンプなど様々なシーンに対応できるということです。

シーンに合わせて別のアイテムを買い足す必要が無いので、コスパも抜群です。

SPEC

サイズ

使用時:幅47.5㎝×奥行41㎝×高さ30㎝

収納時:幅57㎝×奥行47㎝×厚み6㎝

重量:3.8㎏

ヘキサステンレスファイアグリルを組み立てている動画です。

自作した焚き火台と比べると、カンタンに組み立てられそうですね。

出典:YouTube

ミニ焚き火台ヘキサ/SOTO

 

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SOTOのミニ焚き火台ヘキサは、「小さな王冠?」と見間違えるようなコンパクトな焚き火台です。

組み立てると六角形になり、固形燃料やキャンプ場に落ちている小枝などを使い、火をおこします。

自作した焚き火台と同じぐらいにコンパクトになり、ポケットにしまうこともできるのです。

もしかしたら、自作した焚き火台より取り扱いがらくかもしれません。

ポケットから「パッ」と取り出す。

「サッ」と料理を行い、「スーッ」と退散。

こんな使い方ができる焚き火台なのです。

サイズが小さいために1度に1つの料理しか作れなかったり、灰を落とすには分解しなければいけないというデメリットも持ち合わせています。

手軽にキャンプを楽しみたい人には最高な焚き火台ですが、ファミリーキャンプなどの大人数のキャンプでは、サブの焚き火台として使用した方が良いですね。

SPEC

サイズ

使用時:幅15.5㎝×奥行15.5㎝×高さ7.9㎝

収納時:幅14㎝×奥行14㎝×厚み0.5㎝

重量:226g

ミニ焚き火台ヘキサを使って、キャンプ飯を作っている動画です。

工夫次第では、ミニ焚き火台ヘキサ1台でキャンプを楽しめそうです。

出典:YouTube

ファイアグリル/ユニフレーム

出典:Instagram

ユニフレームのファイアグリルは、コスパも使いやすさも抜群の焚き火台です。

1998年から販売されていて、今でも人気が高い焚き火台。

つまり、長い時が経っても色あせないデザイン、洗練された機能、キャンパーの痒いところに手が届く焚き火台といっても過言ではないのです。

こだわった焚き火台を自作する際は、失敗はつきもの。

「失敗続きでキャンプに行けない」ってことも考えられます。

しかし、です。

ファイアグリルを持っているだけで、そんな「不安感」をどこかに吹き飛ばしてくれるのです。

これで、安心して焚き火台の自作に取り組めますね。

SPEC

サイズ

使用時:幅43㎝×奥行43㎝×高さ33㎝

収納時:幅38㎝×奥行38㎝×厚み7㎝

重量:2.7㎏

ファイアグリルを組み立てている動画です。

この手軽さは、自作の焚き火台を凌駕(りょうが)しているかもしれません。

出典:YouTube

 

【コスパ最高!】ダイソーで買えるアイテムで焚き火台を自作する方法:まとめ

まとめとしまして、

  • キャンプに焚き火台が必要な3つの理由
  • 焚き火台を自作する時に知っておくべき「3つ」の注意点
  • ダイソーのアイテムだけで自作できる焚き火台
  • 「自作が不安な方へ」コスパ最高な焚き火台

を、紹介してきました。

ダイソーのアイテムだけで、焚き火台を自作することが可能だとわかりました。

ですが、本来の用途と違う使い方をしていますので、火傷などのリスクがあります。

危険を回避するためにも、事前に試し焚きを行って問題点を無くしていきましょう。

お気に入りの焚き火台ができた時は、ぜひ見せて下さいね。

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